『どうする家康』千代役の古川琴音、扮装ごとにイメージがらっと変え「ストイックさを表現」
嵐の松本潤が主演を務める大河ドラマ『どうする家康』(NHK総合 毎週日曜20:00〜ほか)。このたび千代役の古川琴音がコメントを寄せた。
○■千代を演じる上でイメージしていること
千代役の古川琴音
戦国時代は国や家の力がものを言う世の中ですが、千代は独り身の女性で、何も持っていません。そう考えると、とてつもなく孤独だったのではないかと思います。
その孤独に耐え続けられている強さって何だろうというのを演じながらいまも考え続けていますし、演じれば演じるほど“折れない何か”があるなというのを感じています。
千代のキャラクターは、人っぽくない方が良いなと思っています。
いろんな姿に変身してきましたが、例えば初登場の踊り子のシーンでは、みんなを鼓舞する“女神様”のように。巫女姿の時は、日本画に出てくるお化けみたいに、足が浮いていて怖くてきれいなイメージで歩いたり、町民に扮するシーンはもっと土っぽくしたいなと思ったり・・・。扮装ごとにイメージをがらっと変えることで、千代のストイックさを表現できるかなと思い、そこは意識して演じています。
○■荑名との出会い
荑名との関わりを通して、人間らしい部分も出てきましたし、やっと千代の人物像が浮かび上がってきた気がします。
千代がもともと荑名(のはかりごと)と似たようなことを考えていたのか、荑名の言葉に影響を受けてそういう夢を持つようになったのか分かりませんが、千代の人生の中で一つ希望が生まれたというのは間違いないなと思いました。
今までは自分の人生を考えるより、何か大きなもののために身を捧げているような印象がありましたが、荑名の話を聞いた時、千代自身もそういう世を生きたいという願いが生まれたと思うんです。
きっと荑名と出会ってから、死ぬのが怖くなったでしょうし、千代にとってはとても大きな出会いだったと思います。
(C)NHK
○■千代を演じる上でイメージしていること
千代役の古川琴音
戦国時代は国や家の力がものを言う世の中ですが、千代は独り身の女性で、何も持っていません。そう考えると、とてつもなく孤独だったのではないかと思います。
その孤独に耐え続けられている強さって何だろうというのを演じながらいまも考え続けていますし、演じれば演じるほど“折れない何か”があるなというのを感じています。
いろんな姿に変身してきましたが、例えば初登場の踊り子のシーンでは、みんなを鼓舞する“女神様”のように。巫女姿の時は、日本画に出てくるお化けみたいに、足が浮いていて怖くてきれいなイメージで歩いたり、町民に扮するシーンはもっと土っぽくしたいなと思ったり・・・。扮装ごとにイメージをがらっと変えることで、千代のストイックさを表現できるかなと思い、そこは意識して演じています。
○■荑名との出会い
荑名との関わりを通して、人間らしい部分も出てきましたし、やっと千代の人物像が浮かび上がってきた気がします。
千代がもともと荑名(のはかりごと)と似たようなことを考えていたのか、荑名の言葉に影響を受けてそういう夢を持つようになったのか分かりませんが、千代の人生の中で一つ希望が生まれたというのは間違いないなと思いました。
今までは自分の人生を考えるより、何か大きなもののために身を捧げているような印象がありましたが、荑名の話を聞いた時、千代自身もそういう世を生きたいという願いが生まれたと思うんです。
きっと荑名と出会ってから、死ぬのが怖くなったでしょうし、千代にとってはとても大きな出会いだったと思います。
(C)NHK