田村康仁調教師(20年1月撮影、(c)netkeiba.com)

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 25日、東京2R・3歳未勝利で、シルバーニース(牝3)が第1着となり、田村康仁調教師(美浦)は現役18人目のJRA通算600勝を達成した。

 田村師は1963年生まれ。主な管理馬に2016年のNHKマイルCなどGI・2勝を挙げたメジャーエンブレム、昨年の菊花賞馬アスクビクターモアなどがいる。

【田村師のコメント】
「沢山の良い馬に巡り合い今日600勝できて、とても嬉しく思っています。勝たせてあげることができなかった馬も、今の田村厩舎の礎だと思っています。勝ってくれた沢山の馬たちが、一生懸命頑張ったことへの喜びや感動を教えてくれたのかなと思っています。長い間、調教師をしていると大きなレースに出走することができたり、幸運にも勝たせてあげることができたレースもあります。そういう大きなレースで今まで見たことのない景色を見せていただけたと思っています。

 本当に幸せな競馬人生を歩ませていただいていて、それはひとえに私を応援していただいている多くの馬主の皆様、関係者の皆様のおかげと思っており、長くいればいるほど感謝の気持ちしかないという思いです。

 これからもその気持ちを忘れず、この600勝はなかったものと思い、新人のように一からフレッシュな気持ちで精進し、601勝を目指して頑張ってまいりたいと思います」