JRA通算1000勝を達成した三浦皇成騎手(撮影:下野雄規)

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 24日、東京5R・2歳新馬で、ヴェロキラプトル(牡2、栗東・高野友和厩舎)に騎乗し第1着となった三浦皇成騎手(美浦・鹿戸雄一厩舎所属)は、史上42人目・現役22人目となるJRA通算1,000勝を達成した。

 三浦騎手は1989年生まれ。JRAのGI勝ちはまだないが、地方交流GIは2022年のJBCスプリント、2014年の全日本2歳優駿と2勝している。重賞は通算25勝(中央20勝、地方5勝)。

【三浦騎手のコメント】
「皆さん大変長らくお待たせしました。なかなか勝ちきれずに本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。1勝することの大変さやありがたみっていうのを今までのジョッキー人生で一番強く感じられたのかなと思いますし、本当に貴重な1勝になったと思います。

 あと1勝のリーチがかかってから、先輩方は「早く勝てよ」と言ってくれるのですが、レースになると全然気にもしてくれず、それだけ競馬界はお互いが切磋琢磨できる素晴らしい世界なんだなとも思っています。

 最後に、今日はお越しいただき、また現地で応援していただき本当にありがとうございました。これだけの歓声の中でゴールを切れたことは騎手として貴重な時間となりますし、これからもその時間を大切にもっといい形にしていけるように頑張っていきますので、また現地に足を運んで競馬を応援してください。本当にありがとうございました」

(JRAホームページより)