宝塚記念の過去10年枠順データ(c)netkeiba.com

写真拡大

 6月25日(日)に行われる宝塚記念(3歳上・GI・芝2200m)について、過去10年の枠順データから検証していく。

 枠別では最多となる9回の馬券絡みが8枠で、4回の1枠、2枠、5枠が続く。一方で6枠は1回のみで最少となっている。

 過去10年の枠順別成績は以下の通り。

【1枠】0- 2- 2-10/14 勝率0.0% 複勝率28.6%
【2枠】1- 1- 2-11/15 勝率6.7% 複勝率26.7%
【3枠】1- 1- 1-12/15 勝率6.7% 複勝率20.0%
【4枠】0- 1- 1-14/16 勝率0.0% 複勝率12.5%
【5枠】1- 3- 0-14/18 勝率5.6% 複勝率22.2%
【6枠】0- 0- 1-19/20 勝率0.0% 複勝率5.0%
【7枠】0- 2- 1-19/22 勝率0.0% 複勝率13.6%
【8枠】7- 0- 2-14/23 勝率30.4% 複勝率39.1%

 内外で比較するまでもなく、外枠が圧倒的に有利。6枠こそ1頭しか馬券に絡んでいないが、8枠にいたってはなんと延べ7頭も勝ち馬を出している。偶然では片づけられないだろう。

 好走馬の顔ぶれを見てみると、1番人気だったのは14年のゴールドシップと13年ジェンティルドンナの2頭。15年にはラブリーデイが6番人気で、16年にはマリアライトが8番人気で勝利している。8枠に入った馬は人気を問わず狙ってみたい。

【過去10年で8枠から好走した馬】
20年 クロノジェネシス 2番人気・1着
19年 リスグラシュー 3番人気・1着
19年 スワーヴリチャード 6番人気・3着
17年 サトノクラウン 3番人気・1着
16年 マリアライト 8番人気・1着
15年 ラブリーデイ 6番人気・1着
14年 ゴールドシップ 1番人気・1着
13年 ゴールドシップ 2番人気・1着
13年 ジェンティルドンナ 1番人気・3着