6月15日午後、静岡県磐田市の小学校のトイレ2か所でトイレットペーパーなどが燃える放火とみられる不審火があったと磐田市が16日発表しました。磐田市は警察に被害届を提出しています。

【写真を見る】小学校トイレでペーパーなど焼く たばこの吸い殻や殺虫剤撒いた跡も 市は被害届提出=静岡・磐田市

被害にあった岩田小学校の屋外にある多目的トイレ

磐田市によりますと、6月15日午後1時頃、磐田市の岩田小学校の屋外にある多目的トイレで、燃えたトイレットペーパーが便器の中に投げ込まれているのを放課後児童クラブの職員が発見しました。このほか、屋外の女子トイレのトイレットペーパーのホルダーの一部なども焦げていて、たばこの吸い殻なども便器に投げ捨てられていました。

14日午後6時頃に放課後児童クラブの職員がトイレ掃除をした時には異常はなかったということです。多目的トイレの床には、殺虫剤が撒かれたような跡もあったということです。

市によりますと、被害額は約10万円で、15日に警察に被害届を提出するとともに、教職員による見回りなどを強化することにしています。