生田斗真、ジャニーズ性加害もどこ吹く風、嵐に入れなかった彼が選んだ“一人勝ち”の俳優ルート
「この映画を、どんどんたくさんの方に届けていきたいと思っております」
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そう意気込んだのは生田斗真。6月2日、自身が主演を務める映画『渇水』の初日舞台挨拶が行われた。
「原作は1990年に出版された、河林満による同名の小説です。水道料金の支払いが滞っている家に行き、水の供給を停止する水道局員の物語。すでに台湾での公開や、上海国際映画祭での上映も決定しており、かなりの期待作です」(テレビ誌ライター、以下同)
しばらくはこの作品のPRに専念……と思いきや、生田にはこの後にも多数の仕事が控えている。
「7月スタートのテレビ朝日系の金曜ナイトドラマ『警部補ダイマジン』の主演が決まっています。他にも不定期ながらレギュラー番組のEテレ『みいつけた!』や、まだ解禁されていない仕事もありますから、多忙な日々を送っているはずです」
生田は1996年にジャニーズ事務所入り。現在まで華々しい道をたどってきたかというと、そうではない。
「確かに生田さんは、11歳で入所後すぐにEテレの『天才てれびくん』のレギュラーに抜擢。1997年のNHK連続テレビ小説『あぐり』で子役デビューも果たしています。また、同年には『MAIN』という事務所内グループにも加入。ほかのメンバーは松本潤さん、相葉雅紀さん、二宮和也さんと、そうそうたるメンバーでした。ただ、結局、生田さんはグループでひとりだけ嵐のメンバーに入ることができなかったんです。2015年のバラエティー番組では、当時について“溝じゃないけど、隙間ができた気がした”と振り返っていました」
アイドルではなく俳優ルートを歩む
その後も生田はアイドルとしてメジャーデビューすることはなく、“俳優ルート”を選ぶことになる。
「俳優として活動し始めてからの生田さんは、めざましい活躍を見せています。ジャニーズお墨付きのルックスに加え、事務所内でも演技力はトップクラス。主演を務めた映画『土竜の唄』は3作が製作され人気シリーズとなりましたし、昨年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』にも源仲章役で出演し、その怪演ぶりに絶賛の声が相次ぎました」(映画ライター)
生田が所属しているジャニーズ事務所といえば、3月より報道が続いている性加害疑惑が問題になっているが……。
「生田さんはアイドルではなく“俳優”だからか、報道による影響は出ていませんね」(全国紙記者)
また、“選考漏れ”したとかつて意気消沈していた嵐も、2020年に活動休止している。
「結果論ですが、長く俳優として活動している生田さんの“一人勝ち”状態ですね。遅咲きではありましたが、いまやジャニーズの大きな柱です」(前出・映画ライター)
苦労したけど、これからのジャニーズを背負って立つのは生田なのかも!