【納涼トマトレシピ】すし酢に漬けるだけ「ひんやりトマトマリネ」が想像の斜め上で冷え甘酸っぱ~い!【農家直伝】

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もう夏は目前!というこの時期、冷たいものをつい食べたくなりますよね。でも、アイスやジュースばかりだと栄養が偏りそう…。そんなときにおすすめなのがトマト農家直伝の「ひんやりトマトマリネ」。新鮮なトマトをすし酢に漬けて冷やすだけ、以上!なレシピですが、これが甘酸っぱくて冷え冷え~。では、火照った体も心もクールダウンすべく、作っていきましょー♪

【農家直伝】甘みマックス青臭さゼロ「あえて加熱!トマトジュース」まさかの「シミ予防効果」も!?(農家談)



愛知県設楽町の選果場。特産のトマトは6月から11月ごろにかけて出荷される。

「ひんやりトマトマリネ」は、愛知県設楽町でトマト農家を営む金田(かなだ)くみ子さんの推しレシピです。

「酢には疲労回復効果がありますし、胃腸の働きも活発にしてくれるから、食欲がないときにもぴったり。火を使わないので調理もラクですよ」(金田さん)

火を使わなくていいのはうれしい~♪トマトとお酢の相乗効果で、暑さを吹き飛ばしちゃいましょう!

体を内側から心地よく冷やす「ひんやりトマトマリネ」



材料(作りやすい分量)
トマト…大2個(500g)
すし酢(市販)…大さじ4

※すし酢を手作りする場合は、穀物酢大さじ2、砂糖大さじ1と1/2、塩小さじ1を混ぜる。

作り方
1.トマトのヘタを取り、ひと口大に切る。



2.ジッパー付き保存用袋に1とすし酢を入れ、空気を抜いて密閉する。



袋を使うと、少量のすし酢がむらなく回ります。

「保存容器の場合は、トマトが半分浸るくらいにすし酢を入れてください。後からトマトの水分が出るので、完全に浸らなくても大丈夫です」(金田さん)

3.2を冷蔵庫で2時間以上冷やして出来上がり。





さっそくいただいてみると、甘いすし酢がトマトの甘味を引き立てていておいしい~♡酸っぱさもちょうどよくて爽やかです。

冷蔵庫でしばらく寝かせていたので、体の内側のほてりが消えていくような心地よい冷たさがあります。暑い日には、おやつに出してもいいかも。

「味に変化をつけたいときは、かつお節、刻んだしょうがやみょうがをトッピングしてくださいね」(金田さん)

おおっ、それもおいしそうですね!さっそくトッピングを試しちゃおう♪





かつお節、みょうが、しょうが、それぞれのトッピングを試してみました。かつお節は、トマトの旨味にかつお節の旨味が加わって、一皿ペロリといけてしまいます。

みょうがとしょうがも爽やかでトマトに合う~♡箸休め的な副菜として食卓に並べれば、暑い日はとっても喜ばれそう!

トマトの赤い色素・リコピンは、強い抗酸化力を持ち、血管の老化を防ぐなど体を若々しく保つ働きがあるそう。そのほか、美肌を保つビタミンC、体調を調えるビタミンE、ミネラル分もたっぷり含まれています。

「ひんやりトマトマリネ」で涼みながら栄養をたっぷりとって、暑さを乗り切りましょう!

自然と歴史が奥深い設楽町

金田さんが住む設楽町は、自然豊かな町。愛知県の東部、名古屋から車で2時間ほどの場所に位置し、縄文時代や戦国時代の史跡が数多く残されています。渓流釣りやブナ原生林の散策など、豊かな自然を楽しむために町を訪れる観光客も多くいます。



「四季の花もきれい。特に”道の駅アグリステーションなぐら”横の名倉川堤防沿いに咲くコヒガンザクラの並木は、それは見事なんです」(金田さん)


出典:設楽町観光協会

道の駅アグリステーションなぐらでは、地元の新鮮な農産物が買えるほか、「えごま五平餅」など地元ならではのグルメも堪能できるそうです。収穫シーズンの間は、特産のトマトもたくさん並んでいますよ~。設楽町を訪れた際は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

金田(かなだ)くみ子さん

愛知県設楽町で、夫の金田百人(ももと)さんとともに、トマト栽培に従事する専業農家。栽培品種は、桃太郎の系統「りんか」。農作業を始める前と終えた後は、お手製のトマトジュースで水分と栄養補給を欠かさないほか、農作業中は、その場でもいだトマトに塩味をつけて、水分と塩分を補給。トマトの恵みを存分に受け取りながら、栽培と出荷、トマトレシピの考案にも励んでいる。