汗ばむ季節。「頭皮の汗、そのままにしていたら大変なことになるかも!」と話すのは、女性の髪問題に詳しいヘアライター・佐藤友美(さとゆみ)さんと、人気ヘアサロンMINXのディレクター・八木花子(八木ちゃん)さん。今回は、50代の読者をモデルに頭皮の汗・においの対処法ついて教えてもらいました。

頭皮の汗のにおいは「雑菌」が原因!?

さとゆみ:雨の日は雨の日で大変だけれど、突然暑い日は暑い日で大変。6月って、髪にとってはいちばん面倒な時季ですよね。

八木ちゃん:先日、この連載の書籍化の出版記念イベントでもゆみさんが話していましたけれど、6月のサロントリートメントはいつもの2倍の価値があるという話、共感します。
湿度でうねりやすい時季ですよね。

さとゆみ:梅雨時季にうねる髪の抑え方はこれまでも何度かやっていますが、それ以外にこの時期に意識することはありますか?

八木ちゃん:これは湿度が高い日も、暑い日も同じなのですが、この時季って頭皮に汗をかきやすいですよね。

さとゆみ:たしかに。顔の汗も気になるけれど、頭皮の汗も気になる。においそうで。

八木ちゃん:そうなんです。頭皮のにおいというのは、汗そのもののにおいだけではなくて、雑菌のにおいのことが多いんですよね。

さとゆみ:雑菌!

八木ちゃん:汗をかくことで、頭皮環境が悪くなって、そこで雑菌が繁殖してしまうんです。

さとゆみ:こ、怖い。

八木ちゃん:外出して汗をかいたら、顔だけではなく、頭皮もしっかりふく習慣をつけてくださいませ。

 

●すぐにシャンプーできないときの対処法

さとゆみ:すぐにシャンプーできればいいけれど、シャワーをあびる時間がないときもありますよね?

八木ちゃん:そういうときには、ドライシャンプーを使うのも手です。ドライシャンプーというと、昔は病気になったときに使うもの、というイメージがありましたが、最近はいろんなタイプのドライシャンプーが出ています。
汗が気持ち悪い、でも、髪を洗って乾かす時間はないというときには、水を使わないドライシャンプーをするとすっきりしますよ!

さとゆみ:私も今年は購入したいと思います!

 

このほかにも、『女の年齢は髪で決まる』(扶桑社刊)では、年齢によって増える大人の女性のヘア悩みが解決するテクニックをたっぷり紹介しています。