空き巣の特徴は?貴重品を隠すならどこ?プロに聞く「防犯対策」
恐ろしい強盗事件が世間を騒がせている今こそ、防犯を強化しましょう。小さな心がけの積み重ねが、大切な家族を守ることにつながります。
侵入者から家を守るためのポイントを、防犯ジャーナリストが解説!
ほんの小さな工夫や習慣が、家と家族を守ることにつながります。正しい知識をもち、正しく疑い、正しい対処をして被害を未然に防ぎましょう。
Q:貴重品を隠すならどこ?
A:取り出すのにひと手間かかる場所がおすすめ
通帳や印鑑、貴金属などの大切なものは、大きな家具をどかさないと取り出せない場所か、踏み台を使わないと届かない高所に隠すのがおすすめ。「あき巣もなるべく早く”仕事”を終わらせたい。手間と時間がかかる場所には、手を出さない傾向があります」
Q:日中のあき巣に多い服装は?
A:スーツや作業着でカモフラージュしている
「あき巣は人の記憶に残らないようふるまうため、住宅街であればスーツ姿か作業服を着て犯行に及ぶケースが多いです」。セールス回りかなと思いつつ違和感を抱いたら、「こんにちは」と声をかけましょう。
Q:子どもにさせたい防犯対策は?
A:家族みんなで「ただいま!」と言う習慣を
大声で「ただいま!」と言うと、「だれか在宅している」と犯罪者に思わせることができます。「子どものあとをつける性犯罪者が、『”ただいま!”と言って帰宅する子は諦めた』と供述しており、効果は抜群。子どもや女性だけでなく、家族全員の習慣にしたいですね」
Q:不審者に気づきやすい防犯対策は?
A: 音や光を駆使して発見しよう
「音」「光」「人の目」は防犯対策の基本。「歩くと音が鳴るように、庭にホームセンターなどで売っている防犯砂利を敷くのがおすすめ。人感センサーライトつきの庭園灯は不審者の侵入を知らせてくれるうえ、侵入者を威嚇する効果も。不審者がいたら知らせてくれるよう、ご近所さんとも仲よくして」
ESSE7月号「家族を守る最新防犯マニュアル」では、犯罪者に狙われやすい家の特徴や、侵入を諦めさせる最新防犯アイテムを紹介。防犯意識を高めて、家を守りましょう!