SNSなどでもたびたびトレンドにあがる「○○の日」。誕生した日や語呂合わせなど、その制定理由もさまざまで、調べてみるといろいろなものがあっておもしろいですよね。本日6月6日を調べてみると、「麻婆豆腐の素の日」なのだとか! 今回は、「麻婆豆腐の素の日」についてクローズアップしました。

なぜ6月6日は「麻婆豆腐の素の日」なの?

2022年に制定された「麻婆豆腐の素の日」ですが、「なぜこの日なの…?」と、疑問に感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで、制定した丸美屋食品 広報宣伝室 後藤さんにお話を伺いました。

●制定理由の1つは、ちょっと意外な語呂合わせ!

丸美屋食品の後藤さんによると、6月6日に制定したのは3つの理由があるそうです。

「この日にした1つ目の理由は丸美屋「麻婆豆腐の素」が1971年6月6日に発売したということ。2つ目は数字の“6”の形が麻婆豆腐を食べるときに使用するレンゲに見た目が似ているということ、そして最後は「6+6=12」の“12”を10・2(とうふ)と語呂合わせで読めるという3つの理由から記念日を申請し、2022年日本記念日協会に認定されました。

また、6月6日はあくまで麻婆豆腐の“素”の日なので、この記念日を通じて、ほかのメーカーさん含めて、より多くの皆さんに麻婆豆腐を食べていただき、盛り上げていければいいなと思っています!」

さらに盛り上げるべく、昨年はSNSでプレゼントキャンペーンも実施。当時の反響を伺うと、いちばん多かったのが、「発売年数」に対する驚きの声だと教えてくれました。

「発売から半世紀以上経っていることに驚かれるお客さまが多かったですね! CMの『マーボといったら丸美屋♪』のメロディーとともに覚えてくださって、親子3世代で楽しまれている方も。また、記念日の投稿がきっかけで、『今日、麻婆豆腐つくろうかな…』といったコメントもありましたよ」

2年目となる今年のキャンペーンは、公式Twitterではフォロー&リツイート、公式Instagramでは、フォトコンテストとぐっち夫婦が審査員を務めるレシピコンテストの計3つ行っています。記念日に麻婆豆腐を食べてみるのもいいですが、こういうキャンペーンに参加するのもお祭りみたいで楽しいですよね!

●いちばん人気の味は…

「麻婆豆腐」をイチからおうちでつくるとなると、調味料や工程など、少し手間もかかりますよね…。でも、「麻婆豆腐の素」は、豆腐さえあればつくることができるので、簡単に絶品麻婆豆腐を楽しむことができるので、とっても便利。

 

また、味も豊富で、丸美屋食品では現在期間限定商品を含めて7種類を販売しています。

「丸美屋の『麻婆豆腐の素』は、ひき肉が入っているので、豆腐を用意するだけで簡単に麻婆豆腐をつくることができるのが特長です。ショウガとニンニクの風味をきかせた、当社オリジナルのトロミ粉を使用しているので、食欲そそる豊かな香りが広がり、トロミ粉のおかげでとろけるようなのどごしを楽しめるのもポイントですよ。

あとは、1つのパッケージに3人前×2回分が入っているので、家族の人数に合わせてつくる量を調整できますし、1回分をつくって残り1回分をストックするということも可能。常備しておけば、『おかずがもう1品ほしい!』というときにも便利です」

ちなみに、いちばん人気の味は発売当初からある「麻婆豆腐の素<中辛>」なのだとか。

「『中辛』は、5段階の辛味レベルで“3”と設定しています。ピリッとした辛さはあるものの、そこまで辛くなく、ごはんとの相性も抜群。そのため、少し辛さになれてきた小学校中・高学年くらいから、大人まで幅広い世代から人気の商品です」

●じつはアレンジも無限大!

さらに、後藤さんによると、麻婆豆腐の素を使ったアレンジレシピを楽しんでいるという方も多いそうです。そこで、おすすめのレシピをいくつか尋ねてみました。

「具材が豆腐だけということもあって、栄養やボリューム面を考えて、野菜を足す方は多いですね。冷蔵庫にあるモヤシやキャベツを合わせていただいてもおいしいですし、卵やチーズ、豆乳などの乳製品と合わせても相性抜群」

「チーズを入れると、辛さが抑えられるということもありますが、コクも出るんです! まろやかになるので、お子さんや辛いのが苦手という方も食べやすく、味変として楽しむのもおすすめです」

また、“麻婆味”の調味料として使う方も多いと後藤さんは続けます。

「ラーメンの上にかけて食べる『麻婆ラーメン』や、麻婆豆腐にカレー粉を加える『麻婆カレー』、あとは鍋に「麻婆豆腐の素」と水を入れて中火で煮立たせて、具材を入れる『麻婆鍋』もおいしいのでぜひ試していただきたいですね」

そのまま食べても満足度は高いですが、せっかく2回分あるなら具材をたしたり、少し違うアレンジを加えて食べてみるのもいいですよね。なお、丸美屋食品のホームページでは、ほかにもアレンジレシピを多数紹介しているので、初心者さんでも問題なし。

「おかげさまで家庭の味として麻婆豆腐が浸透していますが、アレンジの幅も広く、まだまだ可能性のある食べものだと思っています。ぜひ『麻婆豆腐の素の日』で麻婆豆腐に向き合っていただき、新しい食べ方を発見していただけるとうれしいです! また、記念日に限らず、これからも商品や食べ方の提案を行っていきたいと思っています」

意外な理由があった麻婆豆腐の日。素さえあれば手軽にできるので、ぜひ6月6日は自分なりの方法で、この記念日を楽しんでみてはいかがでしょうか? 新たな発見があるかもしれませんよ。