【バナナの秘密】緑色がいいって噂はホント⁉その理由は⁉緑色で「バナナコロッケ」に挑戦♪え、これスイーツ⁉

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管理栄養士のともゆみです。バナナの色と言えば黄色ですよね。でも緑色のバナナがいいって、最近話題になっているそうです。何がいいの?おいしいとか健康にいいとか?どうやら「レジスタントスターチ」という成分が関係しているそうなんです。そこのあたりを今日は探っていきたいと思います。その緑色のバナナを使ってフレンチシェフ、三國さんのレシピでバナナコロッケも作ってみますね♪

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緑色のバナナについて調べてみると…現在、株式会社Doleでは「1日2本のバナナで、からだはもっとハッピーに」をコンセプトとしたバナ活の普及、啓発活動を行っていました。Doleのホームページにある特設サイトに「緑のバナナ」について記されていました。

緑色のバナナがいい理由とは?

完全な黄色のバナナ(フルイエロー)に比べて、完全に黄色に熟す前の両端に緑色が残るバナナ(グリーンチップ)の方が、「レジスタントスターチ」という成分が多く含まれているそうです。ただ、バナナは追熟するため、青めの状態で保たれる期間はそう長くはないとのこと。また完熟していないので糖度が低いんだそうです。

「レジスタントスターチ」は、分解、吸収されにくい難消化性でんぷんのこと。ヒトの小腸まででは分解されず、大腸に届き、腸内細菌によって代謝され、短鎖脂肪酸に変えられます。結果、腸内の善玉菌を育てやすくする環境を作ってくれます。食物繊維を摂った時と同じように腸内環境を整える働きが期待されます。

緑のバナナを買ってみた!

完熟していない両端に緑色が残る「グリーンチップバナナ」を買ってみました。特別「グリーンチップバナナ」です、という風に売られているものではなく、スーパーのバナナコーナーで緑が残っているものを選んで買いました。
上が「グリーンチップバナナ」、下が完熟した「イエローバナナ」です。



確かに両端がまだ緑色が残っているのが分かると思います。
そのまま食べ比べてみます。上が「グリーンチップバナナ」下が「イエローバナナ」です。見た目は差がないように見えますが。



食べてみると、普通に食べられますが、比べると確かに「グリーンチップバナナ」の方が、熟していない感じがわかります。食感が固めで酸味があり、甘さが少なめですね。

この甘さの少ない「グリーンチップバナナ」を使って料理してみようと思います。
今回は、三國シェフのYouTubeでバナナ料理を見つけたので作っていきます。

「バナナコロッケ」の材料と作り方

【材料】
グリーンチップバナナ…1本
コーンフレーク(甘くないもの)…40g
シナモンパウダー…少々
オリーブオイル…大さじ1



【作り方】
1.コーンフレークをポリ袋に入れて砕きます。



2.ボウルにバナナをちぎって、潰します。ポテトマッシャーを使いました。



3.2に半量の1とシナモンを入れて混ぜ合わせます。



4.手にオリーブオイル(分量外)を適量塗り、一口大に丸めます。残りのコーンフレークをまぶします。冷蔵庫で冷やし固めます。今回は早く作りたかったので、冷凍庫に10分入れました。手で持っても形が崩れないくらいには固くなりました。



5.フライパンにオリーブオイルを入れて中火にかけます。4を両面焼いていきます。きつね色に焼けたら皿に移します。



6.お皿にもシナモンを散らして出来上がりです。



簡単に出来ました。
ではいただきます!



うん、おいしいです。コロッケと言うと、おかずとしてのイメージが強いですけど、これは完全にスイーツですね。酸味のあるバナナの香りとともに、シナモンの香りが鼻を抜けていきます。

中はバナナがねっとりとしていてフルーティーな味わいです。砂糖を使っていないので、甘さ控えめで爽やか。
「グリーンチップバナナ」を使うことで、酸味や爽やかさが増しているのかもしれませんね。

周りのコーンフレークはサックサクでパン粉とはまた違う軽い食感です。シナモンを使っているのでちょっとおしゃれで大人の味。子どものおやつにするならシナモンはなくてもいいかも。代わりにココアとか。でもわたしは断然シナモンありで。中には混ぜないで各自が好みでかけてもいいですね。


バナナの成分で、今回はレジスタントスターチに注目してみましたが、オリゴ糖やペクチンなども含み、相乗効果で腸内環境をよくしてくれます。少し酸味がある「グリーンチップバナナ」は、調理をしてもいいし、そのまま食べても違和感はありません。朝食やおやつに取り入れてみてはいかがでしょうか。