【レミさんレシピ】「食べれば小籠包」はひどい手抜きと思いきや…トゥルン♪肉餡コクうま♡これで良くない⁉

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管理栄養士のともゆみです。みなさん、小籠包ってお好きですか?レンゲに乗せてハフハフしながら口に運ぶと、肉餡からお汁がジュワ~ッ。おいしいですよね、わたしは大好きです。餃子と違って手作りするものという認識がなく、外で食べる機会にも恵まれず、しばらく遠のいていたのですが、平野レミさんが自宅でも手軽に楽しめるレシピを考案してくれました。「食べれば小籠包」って、非常に手抜きな匂いがしますが…さっそくトライしてみます!

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食べれば小籠包とは?

こちらのレシピ、NHKの料理番組『平野レミの早わざレシピ』で披露していましたよ。レミさんのことなんで、まぁ、普通の小籠包じゃないんだろうと想像がつきますが…(笑)。今回作る「食べれば小籠包」は、皮に具を包むオーソドックスなものではなく、器に直接具とワンタンの皮をミルフィーユ状に交互に重ねて作っています。スプーンですくって食べて、口の中で小籠包になる、というものみたいです。なんか手抜き~(笑)。

「食べれば小籠包」作ってみた!

【材料】
豚バラ薄切り肉…100g

[A]
玉ねぎ…1/4個(50g)
しょうが…1かけ(5g)
にんにく…1/2かけ(5g)

[B]
ゴマ油…小さじ2
鶏ガラスープ…150ml(鶏ガラスープの素(顆粒)小さじ1を湯150mlに溶いたもの)
塩…小さじ1/8
黒こしょう…少々
オイスターソース…小さじ1/2
紹興酒…大さじ1

ワンタンの皮…8枚
しょうが…適量
黒酢…適量
しょうゆ…適量
パクチー…適量



【作り方】
1.玉ねぎは1cm角に、しょうがとにんにくはそれぞれ薄切りにし、フードプロセッサーに入れてみじん切りにします。



2.さらに、1cm幅に切った豚バラ肉と[B]を加えて4秒間さっと回します。
※肉の食感を残すために混ぜすぎに注意してください。



3.直径10cmくらいの耐熱容器を2つ用意し、2のあんを大さじ3ずつ入れます。その上にワンタンの皮2枚をずらすようにそれぞれのせます。さらに残りのあんを半量ずつ入れ、その上に皮を2枚ずらしてそれぞれのせます。



4.蒸し器に3を並べて10分蒸します。
わが家には蒸し器がないので、フライパンに布巾を敷き、その上に3を置き、器の1/3が浸かるくらいに湯を入れました。フタに付いた水滴が器に入らないように、布を巻いたフタをのせて中火で10分蒸しました。



5.蒸し上がったら、黒酢と針しょうがにしたしょうがを合わせたものをトッピングします。好みでしょうゆ、パクチーを入れてスープと一緒に食べます。

針しょうがとは根しょうがを針のように細くせん切りにしたものです。



スープたっぷり、本格的な味わい!



あぁ、おいしい~。小籠包さま、お久しぶり~。
もう完全に小籠包ですね。皮のワンタンがやわらかくてトゥルンとしてて、コクのあるたっぷりのスープに肉あんとの一体化、肉の食感も絶妙です。そこに欠かせないたっぷりの黒酢と針しょうが、もう完璧です。
え、もうこれで良くないですか?スプーンですくって食べやすいし、やけどの心配をすることなくスープをちゃんと堪能できます。改めてレミさんはやっぱりすごい料理家ですね。

黒酢について

米酢、穀物酢といった透明な酢は主に精製した米から作られているのに対し、黒酢は玄米を主原料としています。長期間熟成して作られるので、黒褐色で独特のコクと風味を持っています。栄養成分は酢酸のほか、クエン酸、アミノ酸、各種ミネラルと豊富に含まれています。疲労回復や食欲増進、高血圧予防、改善、デトックスなどさまざまな働きが期待できます。

大好きな小籠包、久しぶりに堪能しました。今後は頻繁に作っちゃうと思います。おいしい小籠包に出会えます。ぜひお試しください。

参考文献:
病気にならない人の食べるクスリの本 監修 板倉弘重 永岡書店