ブラジル発のプリンならぬ「プヂン」を清澄白河で食べてきた!日本唯一の研究家考案の貴重なレシピ♪

写真拡大 (全10枚)

ぷるんとしつつ滑らかな舌触りと喉越し、心を踊らせる甘さ。今回はみんな大好きプリンです。筆者が向かったのは清澄白河(東京都江東区)の「TOKAKU Coffee+」。なんでも日本でただ一人のブラジルプヂン研究家・中津雄春さんが考案した貴重なレシピを使用しているとのこと。東京ではここでしか食べられない!というスペシャルなプリン、もとい、「プヂン」。これはぜひとも食せねば!逸る気持ちを抑えつつお店に急行しました!

【2023年トレンドスイーツ】固めプリン×ココアスポンジって最強じゃね⁉ブラジル発「プヂン」作ってみた♡


2020年にリニューアルオープンした「TOKAKU Coffee+」





清澄公園という大きくてお散歩にも気持ちの良い公園のすぐ近くにあるTOKAKU Coffee+。
お店の名前を検索するだけでも、たくさんのスイーツブロガーやカフェブロガーの記事が上がってくるほど人気。

知る人ぞ知る、といったところでしょうか。

お店に近づいてくると、コーヒーの良い香りが…これは取材じゃなくても入りたくなっちゃう。

ガラス張りで明るい店内は、この日が休日だったからか結構賑わっていました。
そしてそのたくさんのお客様がみんな食べているのが、そう、今回の取材の主役「中津さんのブラジルプヂン」。
ちょっとだけお店の前で待ちましたが、みんなが一様にプヂンを食べているのを目撃して、期待がますます膨らみます。



こちらがお店に入ってすぐのケースに入っている、プヂン。

いよいよ実食!「中津さんのブラジルプヂン」

さぁいよいよ実食。
まずは通常のプリンと何が違うのかを探るべく、そのルックスをチェック!



一番に気づくのはやはり、「二段になっている」ところでしょうか。
上はよく知るプリンと同じに見えますが、下は…スポンジ?
コーヒーやココアのような味を想像させるスポンジが敷かれています。



えいやっとスプーンを入れてみますが、ちょっと固めなのがわかります。
そもそもケーキのように切り分けて自立していますから、わたしたちの知る通常のプリンよりは固め。



こちらがすくった断面です。
やはり下はスポンジ。ケーキとプリンが同時に食べられるなんて夢みたい!

一口食べてみますと…濃厚なプリンの甘さが口に広がります!
卵の旨味も効いていて、とにかく濃い。プリンの味が濃いです。
そしてやはり固めのプリンだけあって、ツルッと滑るように食べられるというよりは口の中でしっかりとろけて滑らかになっていくような食感。

気になる下のスポンジですが、こちらはしっとり、ねっとり系の生地。
ココアスポンジなんだそうですが、プリンのソースが染み込んでいて、ジュワッと口の中にほろ苦さを運んでくれます。
これはコーヒーが進む!



実は筆者、カフェラテを一緒にいただいていました。
このカフェラテも、コーヒーがおいしいからでしょうがプヂンによく合う。

都会の喧騒から離れたお洒落で洗練された店内。
コーヒーの良い香りと実際とってもおいしいコーヒー。
そして、極上のスイーツ「中津さんのブラジルプヂン」。

これは話題になるし通いたくなりますよ。
あまりにもプヂンのお味が濃厚で気に入ったのでちょこっとお店の人に話しかけてみると、「コンデンスミルクを入れているのが特徴」と教えてくれました。
なるほど!あの軽やかさと濃厚さの絶妙なバランスは、コンデンスミルクから作られているのねと納得。

ちなみに、買って帰って家でも食べたいと思ったのですが、プヂンはお持ち帰り不可。
この店内でしか食べられない、まさに貴重なプヂンなのでした。

いつもと一味違うスイーツをご所望ならぜひ一度食べてみて!

濃厚な甘みと旨味を楽しみつつ、ほろ苦スポンジでお口も心も整う中津さんのブラジルプヂン、ぜひ一度ご賞味ください!





店内のお洒落度はこういったテラリウムがさりげなく置かれているレベルなのですが、唐突に人気アニメの世界観が組み込まれていてびっくり。

遊び心も満載です。

プヂンはお持ち帰りできませんが、コーヒーなどはテイクアウトもOK。
近くの公園でのんびりコーヒータイムも気持ち良さそうでした。