上空で非常ドア開いたアシアナ機 非常口横の座席販売中止
【ソウル聯合ニュース】韓国航空大手・アシアナ航空の旅客機の非常ドアが飛行中に開くトラブルが起きたことに関連し、同社は28日、この旅客機と同機種について非常口横の座席の販売を中止したと発表した。
26日に南部・済州島から南東部の大邱へ向かっていたアシアナ機で、着陸直前に乗客の30代の男が非常口のドアを開けるトラブルがあった。旅客機はドアが開いたまま着陸し、乗客9人が呼吸困難の症状で着陸直後に病院に運ばれた。
同社が販売を中止したのは174席で運航するエアバスの小型機「A321ー200」の26A座席または、195席で運航する同機種の31A座席。ドアを開けた男は31Aに座っていた。
販売中止は運航の安全のためで、満席の場合もこれらの席は販売しないという。ただ、他の機種については非常口横の座席を販売する。
一方、大邱地裁は28日、警察が航空保安法違反の疑いで請求したこの男の逮捕状の発付可否を決める審査を行う。男は警察の調べに対し「最近失業し、ストレスを受けていた」とし、「着陸前に息苦しくなり早く降りたかったのでドアを開けた」と供述している。
26日に南部・済州島から南東部の大邱へ向かっていたアシアナ機で、着陸直前に乗客の30代の男が非常口のドアを開けるトラブルがあった。旅客機はドアが開いたまま着陸し、乗客9人が呼吸困難の症状で着陸直後に病院に運ばれた。
販売中止は運航の安全のためで、満席の場合もこれらの席は販売しないという。ただ、他の機種については非常口横の座席を販売する。
一方、大邱地裁は28日、警察が航空保安法違反の疑いで請求したこの男の逮捕状の発付可否を決める審査を行う。男は警察の調べに対し「最近失業し、ストレスを受けていた」とし、「着陸前に息苦しくなり早く降りたかったのでドアを開けた」と供述している。