60歳以降、何歳まで働きたい? 2023年「還暦」男女1500人超が答えた「還暦以降の就労意向」
プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険(東京都千代田区)が、2023年に還暦を迎える男女を「還暦人(かんれきびと)」とし、「2023年の還暦人に関する調査」を実施。「還暦以降の就労意向」についての結果を発表しました。
現役志向「年々強まる傾向」に?
調査は2023年3月13日〜15日の3日間、2023年に還暦を迎える1963年生まれの男女2000人を対象に、インターネットリサーチで実施されたものです。
全回答者のうち、「59歳時点で就労をしている・していた人」(1527人)に「60歳以降、何歳まで働きたいか」について聞いたところ、「65〜69歳まで」が42.4%で最多となりました。65歳以降も働きたいと思う人(65歳以降の年齢を回答した人)の割合は81.4%、70歳以降も働きたいと思う人(70歳以降の年齢を回答した人)の割合は39.0%という結果となっています。
過去の調査結果と比較すると、「65歳以降も働きたい」と思う人の割合は、2021年が「78.3%」、2022年が「79.0%」、2023年が「81.4%」と2年連続で上昇傾向が続いており、2023年は調査開始以来最も高く、8割を超える結果に。これを受け、同社は「2021年4月の改正高年齢者雇用安定法の施行により、対象となる事業者には65歳までの雇用確保義務に加え、70歳までの就業機会確保努力義務が課せられるようになり、就業機会の確保がしやすくなっている中、還暦人の現役志向は年々強まる傾向にあるようです」とコメントを寄せています。