22日の株式相場見通し=上昇一服か、米株安受け利食い誘発
22日の東京株式市場は主力株に対する買いが一服し、日経平均株価は上値の重い展開が想定される。前週末は欧州株市場がほぼ全面高に買われたものの、米国株市場ではその流れを引き継ぐことができなかった。NYダウは朝方こそ頑強な値動きを示していたがその後に軟化、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数も売りに押される展開を強いられた。米債務上限問題を巡る与野党協議が一時中断したことが伝わり、これを嫌気して買いが手控えられた形だ。東京市場では前週に日経平均がバブル後最高値を更新、一時3万900円台まで水準を切り上げた。海外投資家とみられる大口の買いが観測されるなか上値指向が続いているが、前週末までの直近7営業日続伸でこの間に1600円を超える上昇を示しているだけに、目先スピード警戒感も意識されやすい。きょうは、米国株が反落したことを受け、利益確定の動きが優勢となる可能性が高そうだ。外国為替市場で足もとドル安・円高方向に押し戻されていることも上値を重くする。一方、押し目買い需要も活発で、下げ幅は限定的なものにとどまりそうだ。
19日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比109ドル28セント安の3万3426ドル63セントと3日ぶり反落。ナスダック総合株価指数は同30.941ポイント安の1万2657.897だった。
日程面では、きょうは3月の機械受注、4月のコンビニエンスストア売上高など。海外では中国最優遇貸出金利など。
出所:MINKABU PRESS
19日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比109ドル28セント安の3万3426ドル63セントと3日ぶり反落。ナスダック総合株価指数は同30.941ポイント安の1万2657.897だった。
日程面では、きょうは3月の機械受注、4月のコンビニエンスストア売上高など。海外では中国最優遇貸出金利など。
出所:MINKABU PRESS