これぞ世界トップ!本田圭佑の「最強の同僚ベストイレブン」
現在カンボジアU-23代表のジェネラルマネージャーを務めている本田圭佑。オランダでヨーロッパでのキャリアをスタートさせてから、CSKAモスクワやミラン、パチューカなどでプレーしてきた。
今回はその本田圭佑がこれまで共に戦ってきたチームメイトの中から「同僚ベストイレブン」を選んでみたぞ。
GK:ジャンルイジ・ドンナルンマ
本田圭佑とともにプレーしたクラブ:ミラン
現在:PSG
アッピアーティやアキンフェフも捨てがたいが、やはり本田圭佑が所属していた時代のミランで台頭したジャンルイジ・ドンナルンマを選ぶことになるだろう。
当時はまだ10代であったが、その豊かな才能が練習で認められてデビュー。いきなりセリエAでその能力を見せつけ、レギュラーを奪取してみせた。
右SB:クリスティアン・ザッカルド
本田圭佑とともにプレーしたクラブ:ミラン
現在:代理人
2006年のワールドカップで優勝を果たしたイタリア代表の一員。右サイドバックやセンターバック、中盤など様々な場所をこなしたユーティリティープレーヤーとして知られ、ボローニャやパレルモ、パルマで活躍した。
ミランに加入したのはもうベテランになっていた2013年。そこではあまり出場機会はなく、UEFAの大会のメンバーから除外されていたことも。引退後は代理人として活動中。
CB:フィリップ・メクセス
本田圭佑とともにプレーしたクラブ:ミラン
現在:引退
フランス出身のセンターバック。オセールで若くしてブレイクした後、2004年にローマへと移籍してイタリア・セリエAで主要なディフェンダーとしての立場を確固たるものにした。2011年まで長く所属したが、怪我での長期離脱もあって契約満了を迎え、ミランへと移籍した。
当時はネスタとチアゴ・シウヴァがいたが、彼らが退団してからレギュラーポジションを奪取。2016年まで所属した後、現役を引退している。その後は家族とともに静かな生活をしており、「他人を批判したくない」として解説者のオファーを断り続けているとのこと。ちなみに娘が有望なストライカーであるそう。
CB:アレックス
本田圭佑とともにプレーしたクラブ:ミラン
現在:引退
とてつもないパワーのフリーキックを持っていたブラジル人センターバック。2004年にチェルシーへと加入し、PSVアイントホーフェンへのローン移籍を経て評価を高めた。その後パリ・サンジェルマンを経て2014年にミランへと加入している。
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チアゴ・シウヴァと入れ替わりでの加入で、背番号も同じものを着用。そして2シーズンにわたってプレーしたあと契約満了で退団し、その半年後に現役引退している。
左SB:マッティア・デ・シーリョ
本田圭佑とともにプレーしたクラブ:ミラン
現在:ユヴェントス
左サイドバックならフィテッセ時代のアレクサンデル・ビュットネルも候補であるが、やはり現在でもユヴェントスでプレーしているマッティア・デ・シーリョを選ぶほうがいいだろうか。
様々なポジションをこなすユーティリティプレーヤーで、ミランを2017年に退団した後にユヴェントスへと加入。一度リヨンに貸し出されたこともあるが、地味ながらバックアップとしても非常に貴重な存在となっている。
DMF:ナイジェル・デ・ヨング
本田圭佑とともにプレーしたクラブ:ミラン
現在:オランダサッカー協会テクニカルディレクター
マルク・ファン・ボメルとともに世界屈指のクラッシャーとして知られたタックラー。アヤックス、ハンブルガーSV、そしてマンチェスター・シティを経て2012年にミランへと加入した。
2016年に退団後はアメリカのLAギャラクシーへ移籍し、ガラタサライ、マインツ、アル・アハリ、アル・シャハニヤーを経て引退。現在はオランダサッカー協会のテクニカルディレクターを務めている。
DMF:マイケル・エッシェン
本田圭佑とともにプレーしたクラブ:ミラン
現在:ノアシェラン アシスタントコーチ
チェルシーでプレーしていたころにはスピード、テクニック、フィジカル、スタミナを兼ね備えたパーフェクトなセンターハーフとして世界に名を轟かせたエッシェン。大きな怪我のためにそのパフォーマンスが見られた時期は短かった。
全盛期を過ぎた2014年にミランへと加入したが、やはりなかなか往年のプレーは見せられず。わずか1年半のみの在籍となり、その後ギリシャのパナシナイコスへと移籍した。現在はデンマークのノアシェランでアシスタントコーチ。
AMF:カカ
本田圭佑とともにプレーしたクラブ:ミラン
現在:指導者
こちらもミランになるが、カカも本田圭佑とともにプレーしたスター選手の一人だ。2003年にサンパウロからミランへ加入し、素晴らしい活躍を見せてレアル・マドリーへと引き抜かれていった。
ただスペインでは怪我にも悩まされて活躍できず、2013年にミランへ復帰。往年ほどの輝きは見られなかったものの、2013-14シーズンは30試合で7ゴールという結果を残した。そして2014年に古巣サンパウロへと移籍している。昨年ブラジルでライセンスを取得して指導者になったとのこと。
AMF:サロモン・カルー
本田圭佑とともにプレーしたクラブ:ボタフォゴ
現在:アルタ/ソーラー7
かつてチェルシーで長く活躍したコートジボワール代表アタッカー。彼が本田圭佑とプレーしたのは2020年に加入したブラジル全国選手権のボタフォゴ時代だ。キャリアの晩年ということもあってわずか1ゴールと活躍できず、クラブも降格してしまった。
その後はジブチリーグのアルタ/ソーラー7というクラブに加入し、アレックス・ソングやアラン・トラオレとともにプレーしている。
FW:マリオ・バロテッリ
本田圭佑とともにプレーしたクラブ:ミラン
現在:シオン
結局またミランであるが、やはりマリオ・バロテッリは外せない選手だ。本田が加入したころの彼はミランで絶好調だった。ただ2014年にリヴァプールへ引き抜かれるとまたパフォーマンスを落とし、1年後にはローンで復帰することに。
ただ戻ってきたバロテッリはかつてのバロテッリではなく、わずか1ゴールでシーズンを終えた。その後はニースやマルセイユ、ブレシア、モンツァ、そしてアダナ・デミルスポルを渡り歩き、現在はスイスリーグのシオンに所属している。
FW:ロビーニョ
本田圭佑とともにプレーしたクラブ:ミラン
現在:無所属
かつては世界最高のドリブラーと評価され、若くしてレアル・マドリーに引き抜かれたロビーニョ。ただ得点力の欠如と一貫性のなさが災いしてなかなか世界的なスターになりきれなかった。2010年にマンチェスター・シティからミランに加入し、それから2014年に中国へ貸し出されるまでイタリアでプレーしていた。
そして、ミランに所属していた2013年にミラノのナイトクラブで性的暴行事件を起こしたために懲役刑を言い渡されており、イタリアからブラジルへと身柄引き渡しの要請が出されているが、今のところはまだそれが認められていない。ロビーニョが刑務所に入らなければならないのかどうかは今後の状況次第となる。