楽天グループ<4755.T>が堅調。10日の取引終了後、同社傘下の楽天モバイルが大都市圏において、KDDI<9433.T>から回線を借りる契約を結んだことが分かったと国内メディアが相次いで報じた。基地局の整備に向けた投資負担の軽減につながり、財務面でポジティブな影響が出るとの期待から、買いが集まったようだ。

 報道によると、東京23区や大阪市、名古屋市などでKDDIから回線を借りる契約を結んだ。対象エリアは、繁華街や地下などとし、通信品質の改善や利用者の増加につなげる構えという。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS