8日の米株式市場では、NYダウが前日比55.69ドル安の3万3618.69ドルと反落した。
 
 NYダウは下落したが、ナスダック指数は上昇と高安まちまち。10日に予定されている米4月消費者物価指数(CPI)の発表を前に様子見姿勢が強まった。地銀株が底堅く推移したほか、ハイテク株も堅調だった。テスラ<TSLA>やアマゾン<AMZN>、メタ・プラットフォームズ<META>が高く、エヌビディア<NVDA>やアドバンスト・マイクロ・デバイシズ<AMD>が値を上げた。バークシャーハサウェイB<BRK.B>やウォルト・ディズニー<DIS>がしっかり。パックウェスト・バンコープ<PACW>やウエスタン・アライアンス・バンコーポレーション<WAL>といった地銀株がしっかり。半面、アップル<AAPL>やマイクロソフト<MSFT>が安く、ボーイング<BA>やホーム・デポ<HD>が値を下げた。

 ナスダック総合株価指数は、21.505ポイント高の1万2256.918と続伸した。

出所:MINKABU PRESS