アメリカで出産すると明かした韓国女性コメディアンに賛否「子供を二重国籍にして…」疑う声も

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韓国の女性コメディアンがアメリカで出産すると明かし、賛否両論が巻き起こっている。

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女性コメディアンのアン・ヨンミは最近、各種バラエティ番組から卒業し、夫のいるアメリカで出産すると明らかにした。

アン・ヨンミは2020年に同い年の夫と結婚。夫は現在、米ロサンゼルスにあるゲーム会社に勤めている。そのためアン・ヨンミはロサンゼルスで出産する計画だ。出産予定日は7月だ。

タレントのシン・ボンソンなどは、YouTubeにアップした映像を通じてアン・ヨンミにプレゼントを渡し、「(アメリカ)に行くと聞いたから、涙が出そうだ」と話したりした。それを受けてアン・ヨンミは「とても長く行くわけでもないのに、なんで」と、出産後には帰国する予定と明かした。

(写真提供=OSEN)アン・ヨンミ

そんなアン・ヨンミに対して、オンライン上では賛否両論が巻き起こっている。

一部からは、「お金は韓国で稼ぎ、子供は二重国籍にして兵役から逃れようとしているのではないか」「あえて臨月になってアメリカに行くのはなぜだろうか」「実家が韓国なのにアメリカに行く理由が怪しい」といった声が上がった。

多くは、アメリカの市民権を得るために“遠征出産”をしようとしているという疑いだ。

一方で、「新婚のときも離れて暮らしたのだから出産前に夫の近くに行って何がおかしいのか」「本人の選択なのに問題がない」「実家よりも夫の近くで子供を産みたいという気持ちも理解できる」といった反応もあった。

ちなみに現行の国籍法によれば、“遠征出産”を通じて外国の市民権を得た者も、兵役義務を終えなければ韓国国籍を放棄することができないようになっている。そのため子供の兵役免除のための出産という指摘は、正しくないようだ。

◇アン・ヨンミ プロフィール

1983年11月5日生まれ。2004年にKBS第19期公採コメディアンとしてデビュー。KBSの『GO! GO! 芸術の中』で人気となり、2009年にはKBS演芸大賞の女性コメディアン部門で優秀賞を受賞。2013年には過激な写真集を発表し、大きな話題にもなる。2018年には女性コメディアン4人で結成されたダンスボーカルグループ“セレブファイブ”の一員も務めた。