第35回

日本プロ野球界屈指の人気マスコット、東京ヤクルトスワローズで活躍するつば九郎が読者の悩みに答える人生相談。様々な悩みに毒舌混じりのつば九郎節全開で、時にはズバッと時にはゆる〜く答えていきます。

【お悩み】
後輩のほうが優秀で、仕事の成果も後輩のほうが上で嫉妬してしまいます。どうすればいいでしょうか。(つば九郎になりたい/富山)

それがしゃかいの ばらんすです。
つばくろうも ゆうしゅうなこうはいたち
にかこまれてますが しっとなんてないよ〜。

――「優秀な後輩」というのは、他球団のマスコットのことですか?

つば九郎 そう。みんなとてもゆうしゅうです。いべんとのときでも、みんなきちんとだいほんどおりにやってくれるし、ぼくができないことも、みんなでかばーしてくれるし。

――それは、バック転やバック宙などの激しいアクションや、指示どおりに従う真面目さのことですか?

つば九郎 そういうこともふくめて、いろいろ。それがこせいというものだから。

――マスコットにそれぞれ個性があるように、人にもそれぞれ個性がありますよね。「みんな違って、みんないい」とも言いますからね。

つば九郎 みんながゆうしゅうだったら、しゃかいはなりたたない。ようりょうわるいひとがいたり、「こまったひとだなぁ〜」というひとがいたっていいし。

――他のマスコットがきちんとしているから、つば九郎の独特なキャラクターも生きてくるわけですからね(笑)。「ビジネスパートナー」のドアラにも嫉妬は感じないんですか?

つば九郎 まったくかんじないけど、さむらいじゃぱんのそうこうしあいにどあらがえらばれたときはうらやましかったなぁ〜。さむらいじゃぱんは、ますこっとにとってもあこがれのお〜ぶたいだから。

――ぜひ、次回大会ではつば九郎に白羽の矢が立つことを期待しています。

つば九郎 がんばります。これからもよろぴくです〜。