イチネンホールディングス<9619.T>は反発した。26日の取引終了後、23年3月期の連結業績に関し、売上高が計画の1220億円から1278億2200万円(前の期比5.9%増)、最終利益が48億8000万円から59億2300万円(同4.9%増)に上振れて着地したようだと発表した。最終利益は減益予想から一転して増益で着地した見込みとあって、発表を好感した買いが入ったようだ。

 主力の自動車リース関連事業で、リース契約台数が順調に増加した。リース満了車の売却利益が大幅に増加したほか、燃料販売においても仕入れ価格が安定し、利益が拡大したという。

出所:MINKABU PRESS