「空飛ぶクルマ」が18位にランク、NHK番組や和歌山県のロードマップ発表で関心高まる<注目テーマ>

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 みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「空飛ぶクルマ」が18位となっている。

 NHK総合の報道ドキュメンタリー番組「クローズアップ現代」が25日、「実現迫る“空飛ぶクルマ”暮らしはどう変わる?」と題した内容を放送したことで注目度が高まっているもよう。また、和歌山県が同日に空飛ぶクルマの運航実現に向けたロードマップ・アクションプランを発表したことも関心を集める要因の一つとなっているようだ。

 県の説明によると、空飛ぶクルマとは電動垂直離着陸機(eVTOL)とも呼ばれ、垂直に離着陸し、ヘリコプターやドローン、小型飛行機の特徴を併せ持つ電動の機体。滑走路が不要で騒音が少ないほか、駆動時に温暖化ガスを排出せず、整備・運航などにかかるコストがヘリコプターと比べて安価だという。

 こうしたことから、2025年に開催される日本国際博覧会(大阪・関西万博)では会場と空港などを移動する手段として期待されており、2月には運航事業者として丸紅<8002.T>、日本航空<9201.T>、ANAホールディングス<9202.T>、SkyDrive(スカイドライブ、愛知県豊田市)、米ジョビー・アビエーション(カリフォルニア州)の5社と、会場内ポート運営の協賛企業としてオリックス<8591.T>が選ばれた。

 なお、スカイドライブには大林組<1802.T>、日本化薬<4272.T>、ニッパツ<5991.T>、NEC<6701.T>、スズキ<7269.T>、伊藤忠商事<8001.T>、SCSK<9719.T>などが出資している。

出所:MINKABU PRESS