春の行楽シーズンを迎え、栃木県内に19あるすべての警察署は25日、各地で山岳遭難防止を呼びかける広報活動を行いました。

 栃木県警察本部によりますと、山岳遭難は去年86件発生し遭難した人の数は94人で、いずれも統計がある1989年以降で最も多くなりました。た、亡くなった人は8人でけがをした人は56人でした。

 コロナ禍やアウトドアブームで山に入る人が増えたことが背景にあるということです。

 遭難した人のうち登山の経験が20年以上の人が22%を占めていて、初心者だけではなく経験者の遭難も増加しています。