北海道に咲くかれんな花々を集めた展示が真岡市で開かれています。

 真岡市の井頭公園にある花ちょう遊館では北海道に自生する高山植物を中心に海辺や山に咲く山野草を展示しています。この企画展はコロナ禍で遠出が難しくなったことから北海道に行かなくてもかれんな花を楽しんでもらおうと2年前から始まったものです。

 気温が常に21度以下に保たれた施設の中には北海道を代表する春の花、オオバナノエンレイソウをはじめ、色とりどり50種類以上の山野草が花を咲かせています。

 紫色の花、キクバクワガタは1本の雌しべと2本の雄しべが長く突き出ているのが特徴です。オオヒラウスユキソウは日本産のウスユキソウの仲間ではアルプスのエーデルワイスに最も近い種と言われています。このほか標高の高い山にいかないと見ることができない高山植物も展示されています。

 この企画展は5月8日まで真岡市の井頭公園で開かれています。