栃木県内の公立学校では春休みを終えて10日から学校が始まり、子どもたちが元気な姿で登校しました。

 宇都宮市の細谷小学校では、春休みを終えて、新しい学年に進級した児童たちが元気に登校しました。

 学校現場では4月からマスクの着用が原則不要になりますが、花粉症対策や周りの様子をうかがっていることもあり、ほとんどの児童がマスクを着けていました。

 始業式は体育館で行われ新しい学年になった2年生から6年生の約390人が出席しました。

 竹澤昭校長は、やさしく・強く・かしこくの3つを1年間の目標に挙げた上で「うれしいことや楽しいことがある一方で、ときにはつらいことや悲しいことがあるので仲間と助けあって乗り越えていこう」と児童たちにエールを送りました。

 校歌斉唱ではこれまで新型コロナウイルスの感染拡大防止対策としてCDを流して対応したり、3番まである校歌を1番までに限定して歌っていましたがピアノの伴奏で今回の始業式から3年ぶりに全てを歌いました。曲の2番からはコロナ禍の影響で歌い慣れていないこともあり、声が小さくなる様子も見受けられましたが3番まで歌いきりました。

 細谷小学校では、10日の給食から換気などの感染防止対策をしながら3年ぶりに向かい合わせで食事をする方針だということです。