【桜花賞】断然人気リバティアイランドが桜の女王に…川田「無事に届いてくれてホッとしています」
4月9日、阪神11Rで行われた第83回桜花賞(3歳オープン・牝・G1・芝1600m・1着賞金=1億4000万円)は、川田将雅騎乗の1番人気、リバティアイランド(牝3・栗東・中内田充正)が勝利し、桜の女王の座に輝いた。勝ちタイムは1分32秒1(良)。
2着に6番人気のコナコースト(牝3・栗東・清水久詞)、3着に5番人気のペリファーニア(牝3・美浦・鹿戸雄一)が入った。
圧倒的な存在感で大外からリバティアイランドが全馬をごぼう抜きにした。道中は後方3番手付近を追走。厳しいポジションかと思われたが、4コーナーで上手く外へ進出。直線勝負の大外から末脚を一閃し、ゴール寸前で見事に差し切った。
鞍上の川田将雅騎手は「無事に届いてくれてホッとしています。今年初戦を、1冠目を取ることが出来ましたので、皆さんが期待しているであろうところに向かって、この馬と共に一歩一歩歩んでいけたらと思います」と、喜びの声を届けた。
桜花賞を勝ったリバティアイランドは、父ドゥラメンテ、母ヤンキーローズ、母の父All Americanという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)サンデーレーシング。通算成績は4戦3勝。重賞は2022年阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)に次いで2勝目。鞍上の川田将雅騎手は同レース3勝目、管理する中内田充正調教師は初勝利。
【全着順】
1着 リバティアイランド 川田将雅
2着 コナコースト 鮫島克駿
3着 ペリファーニア 横山武史
4着 ハーパー C.ルメール
5着 ドゥアイズ 吉田隼人
6着 シンリョクカ 吉田豊
7着 シングザットソング 岩田望来
8着 ライトクオンタム 武豊
9着 ブトンドール 池添謙一
10着 エミュー 松山弘平
11着 ラヴェル 坂井瑠星
12着 キタウイング 杉原誠人
13着 モズメイメイ 和田竜二
14着 ドゥーラ 戸崎圭太
15着 コンクシェル 丸山元気
16着 ジューンオレンジ 富田暁
17着 ムーンプローブ 北村友一
18着 トーセンローリエ 横山和生