プロ野球の独立リーグルート・イン・BCリーグが8日開幕し、栃木ゴールデンブレーブスはホームで神奈川フューチャードリームスと対戦し3対4敗れました。

8日は昨シーズン加入のお笑いコンビティモンディーの高岸 宏行の登板も予告されていて、球場には多くのファンが詰めかけました。

4シーズンぶりに楽器の使用や、声を出しての応援が解禁されたこともあり、応援にも活気が戻りました。

開幕投手を務めたのは愛知工業大学出身の左腕大宅 健介。1回を三者凡退に抑え上々の滑り出しを見せます。一方3回と4回には満塁のピンチを迎えましたが、粘りのピッチングと守備で0点に抑えます。

4回の裏、後攻めの栃木は、4番石川からヒットが続き満塁のチャンスを作ると7番富山。ライトへの犠牲フライから送球がそれ、そのすきに2点を先制します。

2点リードで迎えた6回、ついに高岸がマウンドに上がります。先頭打者をファーストゴロに抑えると続く2人の打者も三振とショートゴロに抑え三者凡退でこの回を終えます。

高岸の気迫あふれるピッチングに打線も答えます。6回の裏再び満塁のチャンスに、8番清水。レフト前へのタイムリーヒットでさらに 1点を追加しチームに勢いをつけます。

しかし8回に満塁のピンチとなった栃木は、フォアボールで1点を許し、さらに相手のタイムリーツーベースで試合は振り出しに。続く9回にもフォアボールからのタイムリーツーベースで勝ち越しを許します。

その後もチャンスをつかめなかった栃木は3対4で敗北。4年連続の開幕戦黒星発進となりました。