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 8日、中山競馬場で行われたG2・ニュージーランドトロフィーは、2番人気のエエヤンが鮮やかに抜け出しての快勝で重賞初制覇を飾った。無傷の3連勝中のG1馬、ドルチェモアは見せ場なく7着敗退。

ニュージーランドT、勝利ジョッキーコメント
1着 エエヤン
M.デムーロ騎手
「いつも馬の気持ちが一番大事だと思っています。調教師とは出たなりでと話していました。元々出して行くと噛む馬だから馬なりで出て、ハナには行かなかったけど、ポケットに入ってやっぱりちょっと噛んでました。(4コーナーでは)馬なりで上がってきて最後まで良い脚を見せてくれた。距離は1600、2000mまでは大丈夫だと思います。初めて調教で乗った時も馬なりで良い感じで、印象がとても良かったですね。楽しみにしています」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 8日、中山競馬場で行われた11R・ニュージーランドトロフィー(G2・3歳オープン・牡牝・芝1600m)は、M.デムーロ騎乗の2番人気、エエヤン(牡3・美浦・伊藤大士)が快勝した。1.1/4馬身差の2着にウンブライル(牝3・美浦・木村哲也)、3着にシャンパンカラー(牡3・美浦・田中剛)が入った。勝ちタイムは1:33.7(稍重)。

 1番人気で横山和生騎乗、ドルチェモア(牡3・栗東・須貝尚介)は7着、3番人気で武藤雅騎乗、モリアーナ(牝3・美浦・武藤善則)は4着敗退。

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シルバーステート産駒

 2番人気に支持されたM.デムーロ騎乗、エエヤンが3連勝で重賞初制覇を飾った。直線では鮮やかな差し脚で抜け出した。逃げたドルチェモアを直線半ばであっさりとパスしていき、そのまま抜け出してゴール。力の違いを見せつける勝ちっぷりだった。無傷の3連勝中で1番人気に支持されたドルチェモアは、果敢に先手を奪うレース運びを見せたが、7着に沈んだ。このレースの1着〜3着馬には、NHKマイルカップ(5月7日・東京・G1・芝1600m)への優先出走権が与えられる。

エエヤン 5戦3勝
(牡3・美浦・伊藤大士)
父:シルバーステート
母:シルクヴィーナス
母父:ティンバーカントリー
馬主:ニッシンホールディングス
生産者:須崎牧場

【全着順】
1着 エエヤン
2着 ウンブライル
3着 シャンパンカラー
4着 モリアーナ
5着 ミシシッピテソーロ
6着 ルミノメテオール
7着 ドルチェモア
8着 ジョウショーホープ
9着 エイシンエイト
10着 シーウィザード
11着 メイクアスナッチ
12着 バグラダス
13着 ミスヨコハマ
14着 オマツリオトコ
15着 サンライズジーク
16着 ロードディフィート