宇宙でも活躍する"パラ系アラミド繊維”を使った「焚き火グローブ」だから強くて耐熱性もバッチリ!
製鉄の職人たちの手を守る手袋が原点となった、福岡県久留米市に本社を構える創業76年の手袋総合メーカー東和コーポレーション。日用的な手袋からプロユースの専門的な手袋まで幅広く手掛けた実績を持つ同社が、長年のノウハウを生かして作り出した手袋を、自信を持ってアウトドア専門店に持ち込んだところ、からかけられた言葉は「もっとこだわった手袋を作れませんか?」
災害時にも活躍できるほどのタフな素材を使っているから、きっと喜ばれるに違いないと思ったものの、けんもほろろの答え。「アウトドアを本格的にするお客様は物にこだわるから、もっと本物志向の手袋じゃないと…」という言葉に悔しさを感じ、一切妥協がない、最高級の品質と機能を備えた耐火グローブのプロジェクトが発足。そして超タフなアウトドア用手袋「煌(きらめき)」(1万1050円〜 3月30日現在)が誕生しました。炎やケガからあなたを護る、そんな作り手の熱い思いが込められた究極の耐火グローブです。
「キャンプをもっと楽しんでもらいたい」という職人のプライドが込められた耐火手袋「煌」は、究極の耐熱性・難燃性・高強度を誇る素材、メタ系アラミド繊維とパラ系アラミド繊維を採用。究極の機能と品質を実現しています。
メタ系アラミド繊維は、宇宙計画の保護服やスペースシャトルの胴体に用いられている、高い耐熱性と難燃性を備えた生地。耐熱性と難燃性は、洗浄や摩耗で劣化することがありません。優れた通気性はヒートストレスを軽減。熱と炎と電気からの防護性と性能に関する世界基準をクリアしているほか、軽量で快適な着用感もポイントです。
パラ系アラミド繊維は、高速走行時の安定性を確保するタイヤコードや金属材を摩耗摩滅から護るブレーキパッドや無断変速用ベルトに用いられるなど、高強度、耐切創性、耐熱性を備えた安全性の向上に欠かせない生地。同重量ベースで、鋼鉄の5倍の強度を持っています。
異なる特性を持ったふたつの生地を合わせ、さらに縫製糸にもパラ系アラミド繊維を使用して、かつてないほどのハイパフォーマンスな耐火手袋を実現。火起こしから後始末まで、この手袋ひとつで完結できる仕様となっています。
一般的な耐火手袋の場合、細かい作業を行う際に生地が厚すぎたり、素材自体が固いなど、作業を行いにくいこともありますが、「煌」はストレッチ性とフィット感を見直し、作業性を損なわない軽さと使いやすさを追求。あらゆる人の手にフィットするようにS〜XLの4サイズが用意されています。
手を握る、開く動作をスムーズに行えて、しっかりと握り込めるように工夫。動くことが多い手首や指をしなやかに動かせるように、内側を革素材に切り替えています。また小さなものでもつまめるように、指にフィットする設計。手首までしっかりガードできるロングタイプ仕様で、火の粉から防護します。
鮮やかなオレンジのレザー部分は、アースカラーが主流のキャンプギアの中でも一際目立つ存在となりそう。また、主要な生地であるアラミド繊維は通気性がいいので、季節を問わず快適に使用できて、耐火手袋特有のニオイ問題も解消。
メンテンナスは手袋を装着したまま革用クリームや馬油を手にとり、揉み手をするだけ。革素材の経年変化や、火に触れた箇所の色味の変化を楽しめます。
手袋メーカーの職人達が予算を度外視し、プライドをかけて作り出した究極の耐火アウトドアグローブ「煌」。技術と情熱が詰め込まれた手袋で、アウトドアを思いっきり楽しんでみてはいかがでしょうか。Makuakeにて先行販売中です。
>> Makuake
<文/&GP>
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