メキシコ戦に先発した侍ジャパン・佐々木朗希【写真:ロイター】

写真拡大

佐々木朗希の直球に「日本のジェイコブ・デグロム」米も興奮

 野球日本代表「侍ジャパン」の佐々木朗希投手(ロッテ)が20日(日本時間21日)、第5回ワールド・ベースボール・クラシックの準決勝・メキシコ戦(ローンデポ・パーク)に先発した。最速165キロを誇る右腕は、初回に101.8マイル(約163.8キロ)を計測。4回に先制3ランを許して降板し、悔しいマウンドとなったが、ボールの球威には米ファンも衝撃。「ボールが全く見えなかった!」「ササキは間違いなく衝撃的だ」などの声が上がっている。

 佐々木は初回、2三振を奪うなど3者凡退に抑え、上々の立ち上がりを見せた。2回1死一塁から腹部に痛烈な打球が直撃するも、気迫の続投。直後も無失点で切り抜けた。4回にウリアスに先制3ランを浴びて降板となったが、米のファンには鮮烈な印象を与えた。

 初回先頭のランディ・アロサレーナ外野手から奪ったシーンを、米放送局「FOXスポーツ」が公式ツイッターに「102マイル(約164.2キロ)。ササキは今夜は時間を無駄にする気はない」と題して公開。その球威を見たファンは21歳右腕に「我々(MLBは)は3年待たないといけない。信じられないほどすばらしい男だ」「日本のジェイコブ・デグロム」「この子は特別」と大興奮の様子だった。(Full-Count編集部)