【レミさんレシピ】ただ焼くだけ♪「長ねぎの焼くだけ」に挑戦!重しをして弱火でじっくりがとろとろの秘密♡

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管理栄養士のともゆみです。底抜けの明るさと軽快なトーク、豪快な料理で人気の料理愛好家の平野レミさん。NHKの番組『平野レミの早わざレシピ!』では、長ねぎをフライパンで焼くだけという彼女らしい大胆な料理が披露されていて、長ねぎの好きなわたしは興味深々で見ていました。長ねぎのおいしさを存分に味わえそうなこの料理、作ってみたいと思います。楽しみです~。

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NHKの『平野レミの早わざレシピ!』は、年に数回ほど放送されていて、平野レミがパパっと出来るオリジナル料理を紹介しながらパワフル全開で楽しませてくれる料理番組です。

長ねぎの本数について
番組では4人分で長ねぎが3本だったのですが、フライパンにちょうど入る量の2本でやってみることにしました。

ゆずの皮について
粉末のゆずの皮が見つからず、きざみゆずという商品を準備しました。1袋3.5g入りだったので、それに合わせて塩の分量も1gにしました。

「長ねぎの焼くだけ~」の材料と作り方

【材料】
長ねぎ…2本
オリーブオイル…大さじ1

〈ゆず塩〉
ゆずの皮(刻みゆず)…3.5g
塩…1g

ハーブ塩…適量
ゆずごしょう…適量



【作り方】
1.  刻みゆずを粉末にするため、ミキサーにかけます。約10秒で粉末になりました。


 
2.  1と塩をフライパンに入れて弱火にかけ1分ほど混ぜ合わせます。



3.  長ねぎをフライパンの大きさに合わせて切ります。



4.  フライパンにオリーブオイルを入れ中火で熱し、長ねぎを敷き詰めます。



5.  4の上にアルミホイルを広げ、フライパンを重ねて重しにし、弱火にして6分ほどじっくり焼きます。
※重ねられるちょうどいいフライパンがなかったので、代わりに鍋を使いました。



6.  焼き色がついたら鍋とアルミホイルを外し、長ねぎを裏返してさらに弱火のまま9分焼きます。



7.  長ねぎはフライパンのまま、鍋敷きを敷いてテーブルに出します。
トッピングを皿に盛り付けます。左上はゆずごしょう、真ん中がハーブ塩、右下がゆず塩です。



※食べるときは長ねぎをはさみで切ります。



長ねぎがとろ甘~♡



長ねぎの焦げたところが甘く、中はとろとろ!わたしこれ、個人的に大好きです♡
ホイルで蒸しているので、長ねぎ全体がしっとりしています。トッピングのゆず塩はゆずの香りとねぎの相性が非常に良く、安定したおいしさです。ハーブ塩に変えると、突然イタリアンになりました。ゆずごしょうは粉末のゆずに比べてゆず感が強いので、辛いものが大丈夫でゆず好きであればこちらがいいかもしれません。

他にもトッピングを用意してみました。
左上から粉チーズ、しょうゆ、マヨネーズです。



粉チーズは、イマイチはっきりしないぼやけたような感じだなと思いました。もう少し、例えばシーザーサラダのドレッシングと粉チーズとかならおいしいかも。しょうゆは馴染みがあるので、何の違和感もなく好きですね。しょうゆ系でも甘みのある焼き鳥のたれとかならもうほぼ「焼き鳥」の長ねぎになりそう。マヨネーズというのは何にでも合うのでしょうか。やっぱりおいしい。改めてマヨネーズってすごいなと思いました。



この中で1番を付けるとしたら、あくまでわたしの好みになりますが、1位はゆずごしょう、2位は僅差でマヨネーズですね。ゆずごしょうには日本酒、マヨネーズにはサワーがいいかな♡



長ねぎの健康パワー

長ねぎは、鍋ものや炒め物などの食材としてだけでなく、麺類や冷ややっこなどの薬味としても日本人の食卓に欠かせない存在です。その刺激的な香りや辛味のもとは、硫化アリルという成分です。抗酸化作用があるため、活性酸素を抑えて血液をサラサラにし、動脈硬化の予防にも期待できます。また、ビタミンB1の吸収を高める働きもあり、新陳代謝を促して、血糖値を安定させ、疲労回復、体力回復に役立ちます。さらにポリフェノールの一種ケンフェノールが豊富なので、ミトコンドリアの機能を高めてエネルギー産生を活発にします。そのため、肥満を予防・改善する働きが期待できます。
長ねぎの白い部分は淡色野菜に属しますが、葉の緑の部分はβ‐カロテンやカルシウムが多く、緑黄色野菜に分類されています。葉の方も捨てずに利用しましょう。


長ねぎを焼くだけというシンプルな料理でしたが、大好きな長ねぎを存分に味わえました。また、さまざまなトッピングで楽しむこともできました。良かったらお試しください。

参考文献:
病気にならない人の食べるクスリの本 監修 板倉弘重 永岡書店
からだのための食材大全 監修者 池上文雄 他 NHK出版