ロッテの澤村拓一(撮影=岩下雄太)

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◆ 走ってマウンドへ登場、どよめくマリンスタジアム

 ロッテの澤村拓一投手(34)が8日、日本ハムとのオープン戦(ZOZOマリンスタジアム)に3番手として登板。味方のミスが絡む不運もあったが、ランニング本塁打を浴びるなど1回・22球、3安打・1四球で4失点(自責は2)という内容でNPB復帰後最初のOP戦登板を終えた。

 この日は1−3とビハインドで迎えた5回表、3番手として登板。ところが、いきなり先頭の五十幡亮汰に速球をライト前に運ばれると、続く2番のルーキー・奈良間大己には1球で犠打を決められて一死二塁のピンチ。ここで昨季の首位打者・松本剛に速球を弾き返され、右中間深くを破られる適時二塁打。打者3人で1点を奪われてしまった。

 野村佑希は右飛に打ち取るも、清宮幸太郎にはフルカウントから四球を与えて二死ながら一・三塁。ここで日本ハムが仕掛けたダブルスチールに、捕手の松川虎生と中堅手の岡大海が連続で悪送球。ミスにミスが重なり、一気に2人の走者が生還。6−1とリードを拡げられてしまう。

 さらに二死走者無しとなって、石井一成にはライトフェンス直撃の大きい当たり。右翼手の藤原恭大がランニングキャッチを試みるも捕れず、クッションボールが転々とする間に打った石井はホームイン。ランニング本塁打で7−1と突き放された。

 一挙4点を奪われる結果にはなったが、守備のミスが絡むなど不運な部分も少なくなかった。登板時には場内からどよめきが起こるなど、ファンの期待は大きいだけに、ここから開幕までの巻き返しが待たれる。

【動画】日本ハム・石井一成、オープン戦1号はランニング本塁打!

オープン戦第1号は足で🏃‍♂️ 💨
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