【農家直伝】搾った後の国産レモンの皮で…「自家製レモンピール」作ってみた!あえてワタを残すことでほろ苦に!?
レモンを絞った後の皮って、どうしてますか?「捨てないで!」と話すのは、愛媛県のレモン農家・西村孝子さん。防腐剤・ワックス不使用の国産レモンを栽培し、レモン料理の農家レストランを営む、いわばレモンのプロです!そんな西村さんは、余った皮を「レモンピール」にしておやつ兼保存食にしているそう。市販品しか買ったことないワタクシですが、果たしてうまくできるのか?…初めての自家製レモンピール、チャレンジしてみま~す!
【農家直伝】レモンで懐石料理風!?「ひじきのレモン酢和え」作ってみた!和えるだけで最強ビジュ♡
西村さんの農家レストラン「でべそおばちゃんの店」はレモンを使った「レモン懐石」が看板メニュー。なので毎回、大量のレモンの皮が出るんですって!
「懐石料理の一つひとつにレモンを使います。自分たちでレモンを育てているのもあって、皮を捨てちゃうのが忍びなくて。そんな時にお店を一緒にやっているメンバーが、レモンピールを作り始めたんですよ」(西村さん)
「作り方はほんとに簡単なんで、気軽に作ってみてください」(西村さん)
爽やかな香りとほろ苦さが堪らない!「自家製レモンピール」
材料(作りやすい分量)
国産レモンの皮…4個分
グラニュー糖(煮る用)…100g
グラニュー糖(まぶす用)…適量
下準備
搾ったレモンの皮は、包丁やスプーンなどで中身を取り除いておきます。
※果汁を搾る時は、先に中身をくり抜いてから、キッチンペーパーに包んで搾る方法もあります。果汁がまろやかになり、皮がきれいに使えるので、おすすめです。
作り方
1.レモンの皮を5mm幅に薄く切る。
「白いワタ部分は苦いと言われますが、取らなくても大丈夫ですよ。仕上げに砂糖をたくさんまぶすので、ほろ苦さが少しあるくらいがちょうどいいバランスです」(西村さん)
2.鍋に水、1を入れて火にかけ、沸騰して1分ほど茹でたらお湯を切る。これを再度繰り返す。
3.鍋に2、グラニュー糖(煮る用)、水150ml(分量外)を加えて、混ぜながら中火で10分ほど煮詰め、水気を飛ばす。
4.グラニュー糖を敷いたバットに3を重ならないように並べ、上からさらにグラニュー糖(まぶす用)をかけ、一晩乾燥させたら出来上がり。
水分が飛んでやわらかさが少し残るくらいが仕上がりの目安だそうです。
わたしが作った時は一晩を待たずに完成してました。暖房で室内が高温だったのが影響したのかもしれません。仕上がり具合は都度チェックしてみてくださいね!
キラキラのグラニュー糖とレモンイエローがきれいですね♪
作り方が思ってたよりもシンプルで、作る前に感じていたハードルの高さは一体何だったんだろう…と拍子抜け!なのにビジュアルが良すぎて、うっかりパティシエ気分になりました(笑)
さっそく食べてみますよ◎
グラニュー糖をこれでもかってほどまぶしたので、レモンの風味消えないかな~と心配だったのですが、ほんのりレモンの香りとほろ苦さが感じられます♡
皮の白い部分を取りすぎないというコツの大切さが分かりました。初心者の自分がおしゃれでおいしい保存食を作れるなんて、ちょっと感動しちゃいますね…!
レモンピールはそのまま食べる以外に、お菓子作りの材料にも使えるので、ジッパー付きの袋に入れて冷蔵保存してみました。
パウンドケーキに混ぜ込んだり、トッピングに乗せたりと、使い道がいろいろ浮かんじゃう♡サワー系ドリンクにちょっと乗せるのもおしゃれかも。飲んだ時にレモンの香りでリフレッシュできそうですよね!
「皮ごと安心して使えるのが、国産レモンならではの良さですよね」と西村さん。
今までは産地にあまり注目せずに購入していたのですが、これからはチェックするようにします。皆さんも国産レモンを見つけたら、ぜひ試してみてくださいね!
レモン懐石が話題!「でべそおばちゃんの店」
西村さんの自宅を開放して営業している「でべそおばちゃんの店」は、3人の女性で切り盛りする農家レストラン。2006年のオープン以来、島で採れたレモンで作る懐石料理が評判を呼んでいます。
「もともとは町おこしの一環でレモンづくしの懐石料理を考えたのがきっかけなんです。わたしを含む5人の女性でアイデアを出し合って考えたものが今のメニューの原型ですね」(西村さん)
レモン寿司に、ひじきのレモン酢和えなど全10品。皮や葉まで盛り付けに使うレモンづくしの懐石。
1998年、レモンの懐石料理を農林水産省の新食生活コンクールに出品したところ見事受賞。「コンクールをきっかけにお店を開きたいと思うようになりました」と西村さん。
オープンまでには資金面や保健所の認可など、さまざまなハードルがありました。
今すぐは無理でも…と、レモン料理作りの体験会を開催するなど、実績作りをしながら夢が叶う時を待っていたそうです。
「そんな時に愛媛県が、地域の活性化を支援する制度を始めたんです。その制度を利用したら自宅の台所を厨房として使えることになって。ここに来るまで簡単な話じゃなかったですけど、自分たちのレモンを使った料理を食べてもらいたいっていう一心でした」(西村さん)
「儲けより人とつながること…わたしは『人もうけ』と呼んでるんです」と西村さん。店名の”でべそ”は方言で「でしゃばり・好奇心旺盛」の意味だそう。その名の通り、店内にはいつも西村さんたちの明るい声が響いています。
お店があるのは、瀬戸内海に浮かぶ、面積8.95㎢の小さな島、岩城島。
瀬戸内海の離島を結ぶサイクリングロード「ゆめしま海道」があり、観光客も多く訪れるそう。
気になった方は、ぜひレモン懐石を食べに行ってくださいね。
【農家直伝】レモンで懐石料理風!?「ひじきのレモン酢和え」作ってみた!和えるだけで最強ビジュ♡
西村さんの農家レストラン「でべそおばちゃんの店」はレモンを使った「レモン懐石」が看板メニュー。なので毎回、大量のレモンの皮が出るんですって!
「作り方はほんとに簡単なんで、気軽に作ってみてください」(西村さん)
爽やかな香りとほろ苦さが堪らない!「自家製レモンピール」
材料(作りやすい分量)
国産レモンの皮…4個分
グラニュー糖(煮る用)…100g
グラニュー糖(まぶす用)…適量
下準備
搾ったレモンの皮は、包丁やスプーンなどで中身を取り除いておきます。
※果汁を搾る時は、先に中身をくり抜いてから、キッチンペーパーに包んで搾る方法もあります。果汁がまろやかになり、皮がきれいに使えるので、おすすめです。
作り方
1.レモンの皮を5mm幅に薄く切る。
「白いワタ部分は苦いと言われますが、取らなくても大丈夫ですよ。仕上げに砂糖をたくさんまぶすので、ほろ苦さが少しあるくらいがちょうどいいバランスです」(西村さん)
2.鍋に水、1を入れて火にかけ、沸騰して1分ほど茹でたらお湯を切る。これを再度繰り返す。
3.鍋に2、グラニュー糖(煮る用)、水150ml(分量外)を加えて、混ぜながら中火で10分ほど煮詰め、水気を飛ばす。
4.グラニュー糖を敷いたバットに3を重ならないように並べ、上からさらにグラニュー糖(まぶす用)をかけ、一晩乾燥させたら出来上がり。
水分が飛んでやわらかさが少し残るくらいが仕上がりの目安だそうです。
わたしが作った時は一晩を待たずに完成してました。暖房で室内が高温だったのが影響したのかもしれません。仕上がり具合は都度チェックしてみてくださいね!
キラキラのグラニュー糖とレモンイエローがきれいですね♪
作り方が思ってたよりもシンプルで、作る前に感じていたハードルの高さは一体何だったんだろう…と拍子抜け!なのにビジュアルが良すぎて、うっかりパティシエ気分になりました(笑)
さっそく食べてみますよ◎
グラニュー糖をこれでもかってほどまぶしたので、レモンの風味消えないかな~と心配だったのですが、ほんのりレモンの香りとほろ苦さが感じられます♡
皮の白い部分を取りすぎないというコツの大切さが分かりました。初心者の自分がおしゃれでおいしい保存食を作れるなんて、ちょっと感動しちゃいますね…!
レモンピールはそのまま食べる以外に、お菓子作りの材料にも使えるので、ジッパー付きの袋に入れて冷蔵保存してみました。
パウンドケーキに混ぜ込んだり、トッピングに乗せたりと、使い道がいろいろ浮かんじゃう♡サワー系ドリンクにちょっと乗せるのもおしゃれかも。飲んだ時にレモンの香りでリフレッシュできそうですよね!
「皮ごと安心して使えるのが、国産レモンならではの良さですよね」と西村さん。
今までは産地にあまり注目せずに購入していたのですが、これからはチェックするようにします。皆さんも国産レモンを見つけたら、ぜひ試してみてくださいね!
レモン懐石が話題!「でべそおばちゃんの店」
西村さんの自宅を開放して営業している「でべそおばちゃんの店」は、3人の女性で切り盛りする農家レストラン。2006年のオープン以来、島で採れたレモンで作る懐石料理が評判を呼んでいます。
「もともとは町おこしの一環でレモンづくしの懐石料理を考えたのがきっかけなんです。わたしを含む5人の女性でアイデアを出し合って考えたものが今のメニューの原型ですね」(西村さん)
レモン寿司に、ひじきのレモン酢和えなど全10品。皮や葉まで盛り付けに使うレモンづくしの懐石。
1998年、レモンの懐石料理を農林水産省の新食生活コンクールに出品したところ見事受賞。「コンクールをきっかけにお店を開きたいと思うようになりました」と西村さん。
オープンまでには資金面や保健所の認可など、さまざまなハードルがありました。
今すぐは無理でも…と、レモン料理作りの体験会を開催するなど、実績作りをしながら夢が叶う時を待っていたそうです。
「そんな時に愛媛県が、地域の活性化を支援する制度を始めたんです。その制度を利用したら自宅の台所を厨房として使えることになって。ここに来るまで簡単な話じゃなかったですけど、自分たちのレモンを使った料理を食べてもらいたいっていう一心でした」(西村さん)
「儲けより人とつながること…わたしは『人もうけ』と呼んでるんです」と西村さん。店名の”でべそ”は方言で「でしゃばり・好奇心旺盛」の意味だそう。その名の通り、店内にはいつも西村さんたちの明るい声が響いています。
お店があるのは、瀬戸内海に浮かぶ、面積8.95㎢の小さな島、岩城島。
瀬戸内海の離島を結ぶサイクリングロード「ゆめしま海道」があり、観光客も多く訪れるそう。
気になった方は、ぜひレモン懐石を食べに行ってくださいね。
農家レストラン
でべそおばちゃんの店
西村孝子さん
愛媛県北東部の岩城島で、防腐剤やワックス不使用のレモンを生産。2006年からは自宅をレストランとして開放し、自身で育てた無農薬レモンをふんだんに使った「レモン懐石」を提供。「レストランを続けているのは『人もうけ』がしたいから。人との繋がりが嬉しいんです」との言葉どおり、温かな接客も人気を呼んでいる。レストランは完全予約制なので、利用日の5日前までに連絡を(利用は4名~)。
営業時間:11:00~14:00(7~9月は休業)
電話:0897‐75‐2843
ホームページ(上島町公式観光総合サイト):https://www.kamijima.info/eat/debeso/