広島県内の名産品が集まる「ひろしま夢プラザ」実は県内の事業者の商品開発の支援も行っているんです。そんな取り組みで生まれたユニークな商品。新たな名産品になるのでしょうか。

安村記者

「県内の名産品などを扱うひろしま夢プラザにユニークな商品が登場したということで行ってきます。」

2022年9月に大規模リニューアルを実施した「ひろしま夢ぷらざ」。大にぎわいの店内では何かを陳列している男性が…。

「これは何なんですか?」

蒲刈物産 吉田 康伸営業課長

「17日発売のアマ人の藻塩を使用したドルチェさんとコラボの藻塩アイスでございます。」

「藻塩のアイス!?」

上蒲刈島の藻塩と瀬戸田にある有名ジェラート店がコラボした新たなスイーツ。その味とは。

安村記者

「さわやか!藻塩のしょっぱさとレモンの爽やかさが絶妙です。」

初めての試みだという藻塩を使ったアイス。G7サミットに向けてこんな狙いも。

蒲刈物産 吉田康伸営業課長

「こちらに来た方に食べてもらったりとか試食活動をどんどんして、本当にバイデンさんとかに食べてもらえれば非常にヒットするんじゃないかなと。」

他にも、ユニークな新商品が・・・

ベジスタイル 木原隆志執行役員

「こちらになります」

「これはどういった?」

「これはビーツを使ったピクルスです。」

思わず目を引く鮮やかなピンク。東広島市で栽培された、「奇跡の野菜」と言われるほど栄養価の高い野菜「ビーツ」を3種類のビネガーに漬け込んでいます。

ベジスタイル 木原隆志執行役員

「このまま食べていただくのももちろん美味しいんですが、サラダにかけたりお酒のおつまみとして食べてもらったりという食べ方が美味しいかなと。」

しかし、日本ではあまり馴染みのない野菜にお客さんの反応は…。

お客

「ビーズ?ピーナッツじゃなしに?ピーズって何ですかね?あ、ビーズ?」

しかし健康に良いと聞くやいなや…。

お客

「体にええなら買ってみるかね。」

ひろしま夢ぷらざは、県内の事業者を応援しようと、商品開発や販路の開拓などを支援していて、17日発売された商品もこの取り組みの中で誕生しました。

ひろしま夢ぷらざ 高本統夫店長

「G7サミットを契機に、世界中の方に来ていただいて広島の美味しいもの、いいものを見て頂き食べて頂くことが狙いです、」

この中の商品が広島の新たな名産品として世界に発信していく日も近いかもしれません。