「もう歌をやめようか...」ベッドでひとり涙したことも...夢を支えてくれた家族との別れ:Dreamer Z|テレ東プラス
【配信終了:2023年2月12日(日)】
Z世代のスターを発掘する「〜夢のオーディションバラエティー〜Dreamer Z」(毎週日曜夜9時放送)。1月15日(日)放送は、1時間まるごと「LIL LEAGUEデビュースペシャル!」。これまでの道のりを追う特集や、「iCON Z」メンバーとダンスでアツいエールを交わした感動のVTR、デビュー曲「Hunter」披露、そして「上京物語」の完結編もお届けした。
女手ひとつで育ててくれた母への卒業証書
LIL LEAGUEは全員が中高生。全員が地方で家族と暮らしていたが、デビューに向け生まれ故郷を離れて東京で共同生活を送ることに。上京前最後の1日に密着する「上京物語」も、ついに完結編!
リーダーの岩城星那(18歳)は、ずっと使ってきた宝物のマイクとともに大阪から上京。演歌好きの曽祖父の影響で音楽を始めた星那。アーティストになるという夢を支えてきたのが、女手ひとつで星那を育て上げた母・真帆さんだ。
幼い頃の星那は「ママ、ママ」とよく泣いていたそう。体が弱く、毎日のように保育園から発熱を知らせる電話がかかってきたため、体を強くしようとダンスを始めたと話す真帆さんに、「初めて知りました」と目をまるくする星那。夢への両翼のひとつ"ダンス"との出会いは、お母さんのおかげだった。
自分を育てるために全てをかけてくれたお母さんのことを、「僕がいなくなって大丈夫かな。次に来た時、抜け殻になっていたら...」と心配する星那。
一人息子の旅立ちを前に、真帆さんは胸の内を手紙に記していた。実は、星那は、真帆さんと同じ日に生まれた。「あなたは私の誕生日に生まれてきてくれました。私にとって、最高のプレゼントです」「基本、優しい星那やけど、星那の言動と行動にはハラハラすることもあるけど、信じてます。自分を信じて星那らしくいてね」「ずっとそばで見てきて、応援できて、とても幸せでした。ありがとう」と。
星那は正座して姿勢を正し、まずは18年間育ててもらったお礼を。そして「親と子どもっていう感覚じゃなくて姉弟とか友達みたいな感じで、相談したりケンカしたりするから、そういう母親だったからこそ、ここまでこれた。あなたが母親でよかったです」と、頭を下げる。
ここで、星那からサプライズプレゼントが。達筆な星那による「感謝」の色紙と、「あなたは岩城星那を育てたことを証明します」という手作りの卒業証書。真帆さんは「おもろいやん」と笑いながらも、目には涙が。「笑おう、笑ってバイバイしよう」と涙を拭う真帆さんに、「そうしよう。俺はそうしてる」と頷く星那。
別れの時...星那は何度も振り返り手を振る。感謝を胸に、夢に向かって歩き出す!
「もう歌をやめようか」涙したことも
福岡県から上京するのは、LIL LEAGUEの"出木杉くん"こと中村竜大(18歳)。まずは恩師に挨拶するため、母校の中学校へ。生徒会役員も務めた竜大だが、意外にもヤンチャをして先生から怒られたことも結構頻繁だった!?
両親と弟の4人家族、小学生の頃からアーティストを目指し音楽活動をしてきた竜大。母の真由美さんと話すうち、「息を吐く感覚で『東京に行きたい』って言ってきたけど、いざその時が来ると、すごく寂しい。連絡とかは取れるけど、会える期間が減るのが...」と早くも泣きそうに。
父と母からの手紙には、本格的にアーティストを目指し始めた頃が変声期と重なり辛かった時のことも。「色々な思いと焦りから、『もう歌をやめようか...』と夜中ベッドで一人涙していたことを後で知った時は、『もう歌をやめたら?』と言うべきか、『頑張れ!』と言うべきか、とても悩みました」と葛藤しながらも、「諦めずいろいろなことに必死にチャレンジする貴方の姿を見ていて、とても誇らしく、アーティストになるという夢は夢では終わらない気がしていました」と支え続けてくれた両親。そして最後は「あなたはこれからもずっと私たちの大切な大切な宝物です」と綴られていた。
竜大は、「お母さんとお父さんのもとに生まれてきて良かった。めっちゃお母さんたち好きだから...友哉(弟)も好きだし、お父さんもおばあちゃんたちも、みんな好き。だからすごい寂しい」「手紙、出すの早くない?東京行けんって...」と涙が止まらなくなる。
そして出発の時、空港では笑顔で家族にハイタッチ。幼い頃からの夢を叶えに、いざ東京へ!
次回は、LIL LEAGUE6人が共同生活を送る「リルハウス」を訪問。「iCON Z第二章」は武者修行直前チェック!THE JET BOY BANGERZのDリーガーたちがまさかのイメチェン!? グループ審査がいよいよ佳境に!