メジャーリーグ(MLB)シカゴ・ホワイトソックスが公式ツイッターに投稿した新年のあいさつ画像にファンが大興奮している。主力選手であるティム・アンダーソン、ルイス・ロベルト、そしてディラン・シースがNBAシカゴ・ブルズのオルタネイトジャージ(サードジャージ)デザインのユニフォームを着用。

 

「2023. Jordan Year.」の文言とともに投稿されたユニフォームのナンバーは、“バスケの神様” ことマイケル・ジョーダンの「23」。そのユニフォームがカッコ良過ぎると、SNSで話題になっているのだ。

 

ブルズも新年に「Happy Jordan Year!」で画像を投稿。ホワイトソックスの投稿もリツイートしている。

 

同じシカゴのチームだが、つながりは深く、両チームともオーナーはジェリー・ラインズドルフ氏だ。そしてジョーダンが1度目の引退後、1994年に野球に転向しホワイトソックス傘下のバーミングハム・バロンズに入団。メジャーを目指して1シーズン、AA級でプレーした。

 

その後、NBAに復帰しブルズで2度目のスリーピート(3連覇)を達成するなど、さらなる伝説を残した。

 

このユニフォームについてホワイトソックスからの情報はないが、ファンからは「作ってください」「これまでで最も売れるジャージになるだろう」と商品化を熱望する声が続々と集まっている。MLB、NBA双方のファンにとって新年の夢が“正夢”になる日は来るのだろうか。

 

ちなみにジョーダンの「23」の由来は、バスケ選手だった彼の兄ラリーがつけていた「45」に対し、兄の半分以上うまくなりたいという思いから、高校時代から「23」をつけていたという。野球選手転向時には、兄と同じ「45」を背番号にしていた。