富川悠太

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 今年3月31日付でテレビ朝日を退職した元アナウンサーの富川悠太トヨタ自動車所属のジャーナリストとして働き始めて約8か月がたった。

【写真】まるで公開処刑と言われた、コロナ復帰後『報道ステーション』で頭を下げる富川悠太氏

「富川アナは'16年に古舘伊知郎さんの後任としてテレビ朝日系『報道ステーション』のメインキャスターに就任しました。ところが、'20年4月に発熱などの体調不良を報告せずに出演を続け、その後に新型コロナウイルスに感染していることが判明。体調不良を訴えるスタッフが続出する事態となってしまいました」(スポーツ紙記者)

飲み会ではなくラーメン店巡り

 富川は番組を約50日間欠席。療養期間中、追い打ちをかけるニュースが報じられた。

「5月に『文春オンライン』が、富川アナの妻が息子に対して“だからおまえは脳みそが腐ってんだよ!”などの暴言をたびたび浴びせていたと報じました。記事によると、妻の怒鳴り声があまりにも大きく、警察と児童相談所の職員が駆けつける事態となったそう。長男の中学受験をきっかけに家族仲に軋轢が生じるようになったようです」(同・スポーツ紙記者)

 家庭でうまくいかず、スタッフとも“微妙なズレ”が……。

「富川さんはお酒を飲まないのですが、ラーメンの食べ歩きが趣味で、スタッフたちと反省会と称して六本木や西麻布、赤坂あたりのラーメン屋さんに行っていました。お酒が飲みたいスタッフにとっては少し物足りなかったようですが、ラーメンを食べながら仕事の話をする富川さんに付き合っていたそうです」(テレビ朝日関係者)

会社の経費で海外各国を回れる

 '20年6月にコロナ療養から復帰も出演は週4日から週2日に半減。'21年10月から大越健介アナにメインキャスターの座を奪われる形になり、金曜のみの出演となるなど、事実上の降格とも考えられる待遇となった。

 結局、今年4月からトヨタに転職して、自身の事務所も設立。異業種への転身の裏には父親の存在があった。

「富川さんの父親は、トヨタ自動車の関連会社で社長まで務めました。富川さんが'99年に新卒でテレビ朝日に入社した時点で、局内でも“ナショナルスポンサーであるトヨタのお偉方の息子さん”と認知されていました」(同・テレビ朝日関係者)

 トヨタでどのような仕事をしているのか……。

「主な仕事は世界の自動車市場をチェックすること。会社の経費で海外各国を回れるので、ある意味、悠々自適な生活を送っているみたいです。帰国したときに、仲のいいテレビ朝日の女性アナウンサーたちと食事をしながら近況報告会をしているなんて話も聞きます」(富川の知人)

 “虐待疑惑”報道まであった家族仲も、今は良好なよう。

「雨の日に車で長男を最寄り駅まで送っていくところを見ました」(近隣住民)

 退職の際のコメントで「捲土重来を期して」と向かった新天地での生活は順調なようだ。