Rakuten Mobile向け5Gスマホ「Xperia 5 IV XQ-CQ44」がAndroid 13に!

楽天モバイルは13日、同社が移動体通信事業者(MNO)として自社回線(以下、楽天回線)を構築して提供している携帯電話サービス「Rakuten UN-LIMIT VI」( https://network.mobile.rakuten.co.jp/ )に対応した5G対応フラッグシップスマートフォン(スマホ)「[[Xperia 5 IV(型番:XQ-CQ44)]]」(Sony製)に対して最新プラットフォーム「[[Android 13]]」へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新を2022年12月13日(火)より順次提供開始したとお知らせしています。

更新は本体のみで無線LAN(Wi-Fi)または携帯電話回線(5G・4G)によるネットワーク経由(OTA)で行う方法が用意されており、更新時間や更新ファイルサイズは明らかにされていませんが、恐らく更新ファイルサイズが大きいのでWi-Fiでのダウンロードが推奨されます。更新後のビルド番号は両機種ともに「64.1.A.0.857」。

主な更新内容は以下の通りとなっており、Android 13へのOSバージョンアップ以外にも6GHz帯を利用した無線LAN(Wi-Fi)の「Wi-Fi 6E」が利用可能になるとのこと。またAndroid 13へのOSバージョンアップに関してはソニーの公式Webページ『Android 13対応 OSバージョンアップ | Xperia(エクスペリア)公式サイト』も合わせてご確認ください。

・OSアップデート(Android 13)
 このOSへアップデートすると新たな無線設備(WiFi 6E)が有効になります。
 この無線設備は法令で定める技術基準に適合しております。
 アップデートが成功すると認証番号も更新されます。

・認証番号確認方法
 無線設備を使用して電波を発信する場合、原則として技適マークと認証番号の表示がある無線設備を使用することが電波法により義務付けられています。
 認証番号が更新されている事を以下の手順で確認してください。

 <確認方法>
 [設定]→[デバイス情報]→[認証]を選択してください。
 「技適マーク」の横に続く数字が以下の番号に変わっていれば更新成功です。
 新番号: 003-220216
 旧番号: 003-220177



Xperia 5 IVはソニーが展開する「Xperia」ブランドにおける高性能かつ小型な「Xperia 5」シリーズの最新機種で、昨年発売された「Xperia 5 III」の後継機として同様にノッチやパンチホールなどの切り欠きのないアスペクト比9:21の縦長な約6.1インチFHD+(1080×2520ドット)HDR有機EL(OLED)「シネマディスプレイ」を搭載し、新たに最新のQualcomm製チップセット(SoC)「Snapdragon 8 Gen 1」を備えたコンパクトハイエンドモデルです。

また瞳AFをはじめとする高性能AFを備え多彩な映像表現が可能なカメラ、左右バランスのとれた迫力ある立体的なサウンドが楽しめる新構造のスピーカー、5000mAhの大容量バッテリーなど、充実の基本性能をコンパクトなサイズに凝縮した5G対応のプレミアムな製品に仕上がっています。サイズは約156×67×8.2mm、質量は約172gで、本体色は楽天モバイルではエクリュホワイトおよびブラックの2色展開。



また日本市場向けのXperia 5 IVは楽天モバイル版を含めて各製品ともに日本でニーズの高いおサイフケータイ(FeliCa)に対応し、内蔵メモリー(RAM)が8GB、内蔵ストレージが128GBで、SIMはnanoSIMカード(4FF)とeSIMのデュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)に対応しています。一方、NTTドコモ版とau版、SoftBank版はFMラジオに対応していますが、楽天モバイル版は非対応となっています。

楽天モバイルでは連続待受時間(4G)が約540時間、連続通話時間(VoLTE)が約1860分、充電時間が約120分、携帯電話ネットワークにおける最大通信速度が5Gにて下り2Gbps/上り286Mbps、4Gにて下り400Mbps/上り75Mbpsとなっています。なお、対応周波数帯は以下の通りで、ミリ波には対応していません。その他の詳細な製品情報は以下の記事をご確認ください。

・Sony、新フラッグシップスマホ「Xperia 5 IV」を発表!9月より順次発売。6.1型有機ELやSnapdragon 8 Gen 1、5000mAh電池、無線充電など - S-MAX
・ソニーの新フラッグシップスマホ「Xperia 5 IV」が日本で10月中旬以降に順次発売!NTTドコモやau、SoftBank、楽天モバイルが取り扱いを発表 - S-MAX
・楽天モバイル、5G対応フラッグシップスマホ「Xperia 5 IV XQ-CQ44」を10月21日に発売!価格は11万9900円で、最大1万9千ポイント還元 - S-MAX

5G(Sub6) NR: Band n3 (1.8GHz) / Band n28 (700MHz) / Band n41 (2.5GHz) / Band n77 (3.8GHz) / Band n78 (3.6GHz) / Band n79 (4.7GHz)
4G FDD-LTE: Band 1 (2.1GHz) / Band 3 (1.8GHz) / Band 4 (1.7GHz/2.1GHz AWS) / Band 5 (850MHz) / Band 7 (2.6GHz) / Band 8 (900MHz) / Band 12 (700MHz) / Band 13 (750MHz) / Band 17 (700MHz) / Band 18 (800MHz) / Band 19 (800MHz) / Band 21 (1.5GHz) / Band 26 (800MHz) / Band 28 (700MHz APT)
4G TD-LTE: Band 38 (2.6GHz) / Band 39 (1.9GHz) / Band 40 (2.3GHz) / Band 41 (2.5GHz) / Band 42 (3.4GHz)
3G WCDMA: Band I (2.1GHz) / Band V (850MHz) / Band VI (800MHz) / Band VIII (900MHz) / Band XIX (800MHz)
2G GSM: 850MHz / 900MHz / 1.8GHz / 1.9GHz

発売時にはAndroid 12がプリインストールされていましたが、今回、最新のAndroid 13が提供開始されました。更新は「設定」→「システム」→「システムアップデート」を選択して画面の案内に従って操作してください。ビルド番号は「設定」→「デバイス情報」→「ビルド番号」にて確認できます。更新に際しての注意事項は以下の通り。

・モバイルデータでのソフトウェア更新は、データ通信費がかかります。
・ソフトウェアの更新を行う際は電波状態の安定した環境で移動せず行ってください。
・ソフトウェアの更新中は、発着信を含む各機能をご利用できません。また、緊急通報(110番、118番、119番)をご利用することもできません。
・ソフトウェアの更新中は、故障の原因となるため、絶対に本機の電源を切らないでください。
・ソフトウェアの更新中は、故障の原因となるため、更新中に電池切れになることが無いよう、十分に充電した状態で行ってください。
・ソフトウェアの更新を行うと、一部の設定が初期化されることがありますので、再度設定を行ってください。
・ソフトウェアアップデート完了後は、以前のバージョンに戻すことはできません。
・Android™ OSアップデート後、必要に応じてアプリケーションの更新を行ってください。古いOSバージョン向けのアプリケーションは正常に動作しない場合があります(※OSアップデートのソフトウェア更新の場合)
・製品の状況(故障・破損・水濡れ等)によっては、保存されているデータが破損・消失することがありますので重要なデータは、更新前にバックアップしておくことをおすすめします。
・なお、データが破損・消失した場合の損害に関しては、当社は責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。


記事執筆:memn0ck


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