やらなきゃいけないことだけで1日が終わっている人へ贈る『新時間術』発刊

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ディスカヴァー・トゥエンティワンは11月18日、『ME TIME 自分を後回しにしない「私時間」のつくり方』(池田千恵・著)を刊行しました。

■「今、あなたが頑張っていることは、本当にあなたがやりたいことですか?」

「仕事がオンラインで済むようになってから特に、プライベートと仕事の境目がなくなって休んだ気がしない」「必要性を感じない長い会議など、意味がない時間を過ごすのは耐えられないけど、改善策を考えるには、時間があまりにも足りないし、変える権限もない」「仕事や家事が忙しすぎて、日々を過ごすのに精一杯で、先のことが考えられない」

こんな風に感じている人も多いのではないでしょうか?

時間がなくて何もできない、どうしたら時間をつくれるようになるのか……。そう考えると、作業効率を上げようと頑張ってみたり、時間術の本を読んでみたり、睡眠時間を削ってみたりする人が大半でしょう。

しかし、1日は24時間しかありません。24時間以上に増やすことは誰にもできません。
私たちに必要なのは24時間を48時間にする努力ではなく、限られた24時間の枠の中で大切なことを大切にできるよう、必要がないものをやめ、大事な自分の時間をどう使うかをしっかり考え、自分の価値観をもって厳選することです。

■「ME TIME」をつくりだす「SEEメソッド」

同書は、本当は必要のないことからスッキリ離れ、自分のためだけの時間「ME TIME(私時間)」を手に入れ、好きなことを思いっきりできるようになることを目的とし、制作されています。

「ME TIME(ミー・タイム)」とは、自分だけの時間、自分のための時間、「私時間」のこと。リラックスして過ごす自分だけの一人の時間を表す口語として、単なる自分の時間を指す「MY TIME(マイ・タイム)」とは区別しています。

「SEEメソッド」は、いわば時間の片づけです。次の順番で、時間についてあらためて見直すことで、誰でもME TIMEがつくれるようになります。

◇ステップ1:Show 時間を「見える化」する

無意識に過ごしている時間を「見える化」して、意識に上げていきます。自分の持ち時間と、自分がすべきことにギャップがないか、嫌なことを無理して頑張っていないか、何か手放すものはないか、なんとなく過ごしていないかを見つけるために時間を「見える化」して、見つめる段階です。

◇ステップ2:Edit 時間を編集する

ステップ1で見える化した時間の使い方を整理し、選び取っていきます。この際のポイントは、これからしようとしていることは「Have to=しなきゃいけない」なのか、「Want=したい・ほしい」なのかの見極めです。自分にとってのHave toかWantかを軸に、方向性やいちばん重みをもって取り組みたいこと、増やす時間、減らす時間をはっきりと決めていきます。

◇ステップ3:Enjoy 時間を楽しむ

編集し終えた時間をめいっぱい楽しみ、心のままに味わいます。自分が「これ!」と選びきった時間を味わい、思いっきり楽しんでいきましょう。

■「朝活」の第一人者が教える、自分のための時間の使い方

同書の著者は、「朝活」の第一人者であり、株式会社 朝6時の代表である池田千恵さん。「早起きトレーナー」として、著書や手帳、コンサルティングを通じて、多くの人たちの生活時間の朝シフト、習慣化に尽力しながら、長年朝活を広める活動をしています。

一方で、朝活に対するアドバイスだけではなく、人生の時間配分を分析し、取捨選択して本当に進みたい道に集中するためのアドバイスも行っています。

朝活の良さを最大限に活かして人生を変えるには、朝の時間だけを変えるのではなく、24時間そのものの捉え方を変える必要があるとの考えのもと、同書では、朝に限らず、すべての時間、ひいては人生で通用する時間術の集大成を伝えています。

■書誌概要

『ME TIME 自分を後回しにしない「私時間」のつくり方』
刊行:ディスカヴァー・トゥエンティワン
定価:1,760円

(エボル)