ソ連の言語学者ユーリー・クノロゾフ氏は、マヤ文明で用いられた「マヤ文字」の解読方法を確立した偉大な人物。

本を書き上げるたびに、飼い猫のアズヤを共同著者に指名していたのですが、出版社側に認めてもらえませんでした。

 

Yuri Knorozov, the linguist who deciphered the Maya script, 1953. : Reddit


クノロゾフ氏は、いつもアズヤと一緒の著者写真を選んでいました。しかしながら毎回編集者が猫を取り除くので、大変ご立腹だったのだとか。

猫をこよなく愛する言語学者として知られ、メキシコに建てられた記念像はアズヤと一緒なので、きっと本人も喜んでいることでしょう。

(メキシコ・ユカタンの記念像)

(メキシコ・カンクンの記念像)

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●「これはどういう意味だと思う、アズヤ?」
「ゴロゴロ」
「そう、そう、同意」

↑うちの猫は、それを読んでいるときにソファにジャンプして全く同じ音を出した。

●アズヤを抱いた彼の銅像を2つ知っている。猫は忘れられていない。

↑それは嬉しい!

(投稿者)自分も。

●彼も猫も怒った顔なのが気に入った。猫にクレジットを与えないとはひどい! 編集者を呪ってやる。

●彼らが不気味なほど似ていると思うのは私だけ?

↑同じ表情をしている。それは彼が猫からうつったのか、それとも猫が男性からうつったのか、どっちだろう?

↑お互いを見つけたソウルメイトだと信じたい。

●猫が彼のことを大好きだとわかる。

↑シャム猫だね。飼い主と心を通わせる。たくさん構ってあげたり、遊んであげたりしなくちゃいけないが、1人にはならない。

↑本当にそんな感じ。シャムのミックスを飼っていた。彼女を3年前に亡くしてから毎日恋しい。ゆっくり私にまばたきをしていた。抱かれるのが好きでヒザの上によく座っていた。

●猫を除外される前から、彼は怒っているようだ。

●背景を知ることは写真の意味を変える。暴力的なサイコパスの可能性から、とても愛らしい猫愛好家の言語学者へ。

(投稿者)完全に同意!

●猫を共著にしてもらえず怒る気持ちは理解できる。

●猫は超絶に知的で、多形体を猫の型にしてるんだよ。ユーリーは単に良いタイピストなだけ。

●猫「彼は私のパパ。私以外のみんなを嫌っている」


ペットは飼い主に似ると言いますが、表情がそっくりですね。

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