これから年末にかけて、不要品が出る大掃除シーズンはメルカリでプチ稼ぎにぴったり! メルカリ達人たちに極意を学んで、年末までにプラス5000円を目指して。メルカリ物販コンサルタント・宇田川まなみさんと、メルカリ大好きなESSE編集長・大橋に活用ワザを教えてもらいました。

メルカリ達人に根堀り葉堀り聞いてみた「夫の着ない洋服が意外に高く売れる!」

宇多川さん(以下宇):私はメルカリ歴が7年半で、当初は月約100個出品していました。もうすぐ引っ越すので、今は不要品を売って引っ越し代を捻出中です(笑)。

【これはNG!】売れにくい写真の撮り方

大橋編集長(以下大):僕は3年半前に洋服を売り始めたら、意外に高く売れてハマりました。今は、自分と妻の洋服を年間60〜80着ほど売っています。

宇:洋服は安定して売れますよね。レディースは、たとえユニクロでも、ブランドものだと安心感があって買ってもらえます。初心者には、バーコード出品できるゲームや化粧品も手軽でおすすめです。

大:レディースは程度がより重視されるイメージがありますね。メンズなら、少し状態が悪くてもブランドなら高額売却が可能。旦那さんの着ない服がある人は狙い目。

●まずなにを売る?

初心者が売りやすいアイテムを紹介。身の回りにあるものが高値で売れることも!

・最初はバーコード出品できるものがおすすめ

出品が簡単なのは、バーコードつきのゲームやDVD、化粧品など。

「メルカリのバーコード出品機能で読みとると、商品説明や参考価格などが表示されて出品がラク!」(宇田川さん)

・先取り出品はNG! “今欲しいもの”が正解

「洋服は、じつは季節を先取りしすぎても売れないことが多いんです。冬はやっぱり冬物がよく売れます。自分が『今使いたい』と思うアイテムを出品するのがコツ」(大橋編集長)

<年末に向けて売れるもの>

・クリスマスグッズ
・カレンダー
・防寒アイテム

季節商品やイベントグッズは、定番の売れ筋。

「年末に向けてはクリスマスグッズ、暖房用家電が狙い目。カレンダーも、航空会社や自衛隊など一般に入手しにくいものが高値に」(宇田川さん)

●写真はどう撮る?

きれいに見せるのはもちろん、ダメージを隠さないこともトラブル回避に重要。

・写真のNG例

ハンガーにかけるとシワになりやすいのでNG。明るすぎる照明もクレームの原因に。生活感のある背景も嫌われやすいので注意して。

・写真のOK例

商品が引き立つ白の背景で、自然光で撮影すると実物に近い色味に。写真の1枚目にはブランド名やサイズなど、文字を入れるのもOK。

・タグをしっかり写す

ブランドロゴ入りのタグは本物の証明。

「年代でタグが違い、価値が変わる商品も。写真を撮ってしっかりアピールして」(大橋編集長)

・シワを伸ばして床置きで撮影

床に置き、シワを伸ばして撮影を。

「背景は商品が引き立つ白がベスト。いろいろな角度から撮影しましょう」(宇田川さん)

・袖回りの汚れを見せる

汚れやすい袖回り、首回りはきちんと写して、状態を開示。

「受け取り後に汚れに気づくより、トラブルになりません」(大橋編集長)

メルカリ出品までの3Step

いざメルカリに出品するなら、1つずつ行うのではなく「まとめて作業」が効率よく出品するポイント。

●1:家の不要品をひとまとめにする

出品の際になにを出そうかと迷っていると、面倒になって挫折しがち。

「最初に自宅の不要品をすべて整理して、出品するものを専用ボックスにまとめましょう」(宇田川さん)

●2:ジャンルごとに仕分けをする

売るためには、シーズンに合った出品がポイント。

「まとめた品を季節ごとに分け、さらに子ども、レディース、メンズとカテゴリーごとに分けると出品がスムーズに」(宇田川さん)

●3:まずは購入して流れを理解する

メルカリの仕組みがわからないまま出品すると、右往左往して失敗のもとに。

「まず、自分でなにか買ってみましょう。ひととおりの流れがつかめるはずです」(宇田川さん)