人気のふるさと納税をもっとおトクに活用するために、「ポイ活」と併用するテクが話題です。サイトによっては、実質負担金2000円もポイントで支払いができるから、現金出費は0というケースも! ふるさと納税のおトク術を、ファイナンシャルプランナーの丸山晴美さんに伺いました。

ふるさと納税×ポイ活は最強テクだった!

節税できて返礼品ももらえるふるさと納税が、ポイ活でさらにおトクになるんです。寄付額が大きい分、見逃したら絶対ソンです!

●ふるさと納税でポイ活しないとソン!

「返礼品がもらえて節税にもなるふるさと納税は、ポイ活を絡めるとさらにおトクに活用できるんです」と丸山晴美さん。

「ポイント還元率が高いポータルサイトを選び、ふるさと納税でポイ活をするのが最強のおトクワザです。ふるさと納税をするときには自己負担額2000円がかかりますが、サイトや寄付額によっては2000円分のポイントがもらえ、実質自己負担なしで返礼品を受け取ることも可能なんです」

また、納税でポイントがつくメリットも。

「会社員だと、所得税と住民税は給与天引きなので税金を払ってもポイントはつきません。でも、ふるさと納税でポイ活をすれば、納税でポイントがゲットできるんです。こんなおトク、絶対に見逃せません」

丸山さんは高級肉や旬のフルーツなどの豪華食材ではなく、野菜やトイレットペーパーなど生活必需品をチョイス。

「物価高対策に役立てます」

 

掲載している内容は取材時点のものです。内容は変更になることがあります。

知っておきたいふるさと納税の便利サイト4選

ふるさと納税を始めるなら、便利なサイトから覗いてみるのがおすすめ。

●利用者数、掲載自治体数No.1!「ふるさとチョイス」

ふるさとチョイス

利用者数、掲載自治体数ともNo.1のサイト。決済手段のクレジットカードやコード決済なども種類多数です。

●初心者に助かる機能が充実「さとふる」

さとふる

おすすめの返礼品ランキングや特集が豊富で、確定申告サポートや上限額早見表などの便利な機能も充実しています。

●ポイ活するならココ!「楽天ふるさと納税」

楽天ふるさと納税

最大30%と高いポイント還元率が魅力で、楽天ポイントが貯まる&使える。掲載自治体数、返礼品数もトップクラスなんです。

●家電の返礼品が多め「ふるなび」

ふるなび

独自の「ふるなびコイン」が付与され、Amazonギフト券やPayPay残高と交換可能。家電の返礼品が充実しています。

●ふるさと納税でソンする可能性も!住宅ローンやiDeCoをやっている人は確認を

税金の控除額には限度があります。限度額を超えて寄付すると、超えた分は自己負担になってソンする場合が。

「収入が少ない人、住宅ローン控除を受けている人、iDeCoをやっている人、医療費控除があった人などは、支払う税金が少ないので確認を」

ポイ活×ふるさと納税Q&A

はじめる前に知っておきたい情報をQ&Aにしてまとめました。

●Q:初心者がまず最初にすべきことは?

A:“どこの経済圏に入るか”を決めましょう

ポイ活の基本は、どこのポイントを貯めるか、“経済圏”を絞ること。

「迷ったらスマホのキャリアと関連した経済圏を選択すると、着実にポイントが貯まります」

<スマホキャリアで選ぶふるさと納税サイト>

・ドコモ→ふるさとチョイス
・au→au PAYふるさと納税
・ソフトバンク→さとふる
・楽天→楽天ふるさと納税

●Q:「クレジットカード」vs「ポイントで支払い」、ふるさと納税の場合どっちがおトク?

A:税金をポイントで支払えるポイント払いがおトク!

楽天ふるさと納税の場合、貯めたポイントで寄付額を払うことができます。

「実質的には、ポイントで納税が可能なんです! カード支払いでもポイントがついておトクですが、現金のもち出しがないポイント支払いに軍配」

シンプルにポイ活したい人はPayPayがおすすめ!

ふるさと納税サイト「さとふる」で決済可能なPayPayでもポイ活が可能です。

「『超PayPay祭り』など、ポイント増額キャンペーンのタイミングを狙うと還元率がアップすることも。シンプルにポイ活をしたい人にはぴったりです」

●PayPayおトクなキャンペーン

・超PayPay祭

1年に数回、不定期で開催されるキャンペーン。実施内容は開催時によって変わりますが、期間は約3週間〜2か月と長く、おすすめ。

・さとふるの日

キャンペーン期間中にエントリーの上、「さとふるアプリ」で寄付・支払いをすると、寄付金額に応じてPayPayポイントが還元。