ドラフト会議2022の1位指名一覧

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◆ 巨人が阪神との競合制し浅野の交渉権獲得

 2022年のプロ野球ドラフト会議が20日(木)に行われ、育成枠も含めて126名(支配下69名/育成57名)の選手が指名を受けた。

 会議前日までに12球団中9球団が1位指名選手を公表する異例のドラフトとなったが、浅野翔吾(外野手/高松商高)を巡り阪神と巨人、荘司康誠(投手/立教大)を巡りロッテと楽天が競合。抽選の結果、浅野は巨人、荘司は楽天と、いずれも先に指名を公言していた球団が交渉権を獲得した。

 その後、1位競合の抽選を外したロッテは菊地吏玖(投手/専修大)、阪神は森下翔太(外野手/中央大)を指名。いずれも一度目の入札で逃した選手と同ポジションの選手の交渉権を獲得した。

 日本ハムは“二刀流”で注目を集める矢澤宏太(投手/日本体育大)を単独1位で指名し、“大谷世代”でもある加藤豪将(内野手/メッツ傘下3A)を3位指名。今季ブルージェイズでメジャーデビューしたオールドルーキーを逆輸入する異例の指名も見せた。

 また、楽天は1位の荘司をはじめ、2位・小孫竜二(鷺宮製作所)、3位・渡辺翔太(九州産業大)、4位・伊藤茉央(東京農業大北海道オホーツク)、6位・林優樹(西濃運輸)と、支配下ドラフト6人中5人を「投手」が占めるドラフト戦略を展開した。

 育成ドラフトには全12球団が参加し、四軍制の導入が伝えられているソフトバンクが12球団最多14人を育成指名。

 育成を含めた指名人数は、ヤクルトが最少の6人(支配下5人/育成1人)、四軍制度導入が伝えられているソフトバンクが最多20人(支配下6人/育成14人)を指名した。

 ドラフト会議2022の指名選手一覧は以下の通り。

◆ ドラフト全指名選手一覧

▼ ヤクルト

1位 吉村 貢司郎(投手/東芝)

2位 西村 瑠伊斗(外野手/京都外大西高)

3位 澤井 廉(外野手/中京大)

4位 坂本 拓己(投手/知内高)

5位 北村 恵吾(内野手/中央大)

<育成枠>

1位 橋本 星哉(捕手/中央学院大学)

▼ DeNA

1位 松尾 汐恩(捕手/大阪桐蔭高)

2位 吉野 光樹(投手/トヨタ自動車)

3位 林 琢真(内野手/駒沢大)

4位 森下 瑠大(投手/京都国際高)

5位 橋本 達弥(投手/慶応大)

<育成枠>

1位 上甲 凌大(捕手/愛媛マンダリンパイレーツ)

2位 鈴木 蓮(内野手/滋賀学園高)

3位 今野 瑠斗(投手/東京都市大学塩尻高)

4位 渡辺 明貴(投手/茨城アストロプラネッツ)

5位 草野 陽斗(投手/東日本国際大学附属昌平高)

▼ 阪神

 x 浅野 翔吾(外野手/高松商高)

1位 森下 翔太(外野手/中央大)

2位 門別 啓人(投手/東海大札幌高)

3位 井坪 陽生(外野手/関東第一高)

4位 茨木 秀俊(投手/帝京長岡高)

5位 戸井 零士(内野手/天理高)

6位 富田 蓮(投手/三菱自動車岡崎)

<育成枠>

1位 野口 恭佑(外野手/九州産業大学)

▼ 巨人

1位 浅野 翔吾(外野手/高松商高)

2位 萩尾 匡也(外野手/慶応大)

3位 田中 千晴(投手/国学院大)

4位 門脇 誠(内野手/創価大)

5位 船迫 大雅(投手/西濃運輸)

<育成枠>

1位 松井 颯(投手/明星大学)

2位 田村 朋輝(投手/酒田南高)

3位 吉村 優聖歩(投手/明徳義塾高)

4位 中田 歩夢(内野手/東奥義塾高)

5位 相澤 白虎(内野手/桐蔭学園高)

6位 三塚 琉生(外野手/桐生第一高)

7位 大城 元(外野手/未来沖縄高)

8位 北村 流音(投手/桐生第一高)

9位 森本 哲星(投手/市立船橋高)

▼ 広島

1位 斉藤 優汰(投手/苫小牧中央高)

2位 内田 湘大(内野手/利根商高)

3位 益田 武尚(投手/東京ガス)

4位 清水 叶人(捕手/健大高崎高)

5位 河野 佳(投手/大阪ガス)

6位 長谷部 銀次(投手/トヨタ自動車)

7位 久保 修(外野手/大阪観光大)

<育成枠>

1位 名原 典彦(外野手/青森大学)

2位 中村 貴浩(外野手/九州産業大学)

3位 辻 大雅 (投手/二松学舎大学附属高)

▼ 中日

1位 仲地 礼亜(投手/沖縄大)

2位 村松 開人(内野手/明治大)

3位 森山 暁生(投手/阿南光高)

4位 山浅 龍之介(捕手/聖光学院高)

5位 濱 将乃介(内野手/福井ネクサスエレファンツ)

6位 田中 幹也(内野手/亜細亜大)

7位 福永 裕基(内野手/日本新薬)

<育成枠>

1位 松山 晋也(投手/八戸学院大学)

2位 野中 天翔(投手/ノースアジア大学明桜高)

3位 樋口 正修(内野手/埼玉武蔵ヒートベアーズ)

▼ オリックス

1位 曽谷 龍平(投手/白鴎大)

2位 内藤 鵬(内野手/日本航空石川高)

3位 齋藤 響介(投手/盛岡中央高)

4位 杉澤 龍(外野手/東北福祉大)

5位 日高 暖己(投手/富島高)

<育成枠>

1位 西濱 勇星(投手/群馬ダイヤモンドペガサス)

2位 才木 海翔(投手/大阪経済大学)

3位 入山 海斗(投手/東北福祉大学)

4位 茶野 篤政(外野手/徳島インディゴソックス)

5位 村上 喬一朗(捕手/法政大学)

▼ ソフトバンク

1位 イヒネ イツア(内野手/誉高)

2位 大津 亮介(投手/日本製鉄鹿島)

3位 甲斐 生海(外野手/東北福祉大)

4位 大野 稼頭央(投手/大島高)

5位 松本 晴(投手/亜細亜大)

6位 吉田 賢吾(捕手/桐蔭横浜大)

<育成枠>

1位 赤羽 蓮(投手/霞ヶ浦高)

2位 山下 恭吾(内野手/福岡大学附属大濠高)

3位 木村 光(投手/佛教大学)

4位 内野 海斗(投手/武田高)

5位 岡植 純平(投手/飾磨工業高)

6位 佐々木 明都(投手/学校法人松韻学園福島高)

7位 水口 創太(投手/京都大学)

8位 宮粼 颯(投手/東京農業大学)

9位 重松 凱人(外野手/亜細亜大学)

10位 前田 純(投手/日本文理大学)

11位 佐藤 航太(内野手/八戸学院光星高)

12位 飛田 悠成(内野手/金沢高)

13位 西尾 歩真(内野手/中京学院大学)

14位 盛島 稜大(捕手/興南高)

▼ 西武

1位 蛭間 拓哉(外野手/早稲田大)

2位 古川 雄大(外野手/佐伯鶴城高)

3位 野田 海人(捕手/九州国際大付高)

4位 青山 美夏人(投手/亜細亜大)

5位 山田 陽翔(投手/近江高)

6位 児玉 亮涼(内野手/大阪ガス)

<育成枠>

1位 野村 和輝(投手/石川ミリオンスターズ)

2位 日隈 モンテル(外野手/徳島インディゴソックス)

3位 三浦 大輝(投手/中京大学)

4位 是澤 涼輔(捕手/法政大学)

▼ 楽天

1位 荘司 康誠(投手/立教大)

2位 小孫 竜二(投手/鷺宮製作所)

3位 渡辺 翔太(投手/九州産業大)

4位 伊藤 茉央(投手/東京農業大北海道オホーツク)

5位 平良 竜哉(内野手/NTT西日本)

6位 林 優樹(投手/西濃運輸)

<育成枠>

1位 辰見 鴻之介(内野手/西南学院大学)

2位 古賀 康誠(投手/下関国際高)

3位 竹下 瑛広(投手/函館大学)

4位 永田 颯太郎(内野手/国立台湾体育運動大学)

▼ ロッテ

 x 荘司 康誠(投手/立教大)

1位 菊地 吏玖(投手/専修大)

2位 友杉 篤輝(内野手/天理大)

3位 田中 晴也(投手/日本文理高)

4位 高野 脩汰(投手/日本通運)

5位 金田 優太(内野手/浦和学院高)

<育成枠>

1位 吉川 悠斗(投手/浦和麗明高)

2位 白濱 快起(投手/飯塚高)

3位 勝又 琉偉(内野手/富士宮東高)

4位 黒川 凱星(内野手/学校法人石川高)

▼ 日本ハム

1位 矢澤 宏太(投手/日本体育大)

2位 金村 尚真(投手/富士大)

3位 加藤 豪将(内野手/メッツ傘下3A)

4位 安西 叶翔(投手/常葉大菊川高)

5位 奈良間 大己(内野手/立正大)

6位 宮内 春輝(投手/日本製紙石巻)

<育成枠>

1位 藤田 大清(外野手/花咲徳栄高)

2位 中山 晶量(投手/徳島インディゴソックス)

3位 山口 アタル(外野手/テキサス大学タイラー校)

4位 山本 晃大(投手/信濃グランセローズ)