【詳細】他の写真はこちら

ソニーが開発する360立体音響技術を用いたまったく新しい音楽体験・360 Reality Audio(サンロクマル・リアリティオーディオ)。すでに国内でも様々なアーティストの楽曲がこの技術によって、立体的・空間的に体験ができるようになっている。そうしたなかでアニメ音楽は360 Reality Audioによってどんな可能性を見ることができるのか――アニメ音楽、あるいは音楽の未来をアーティストとともに探っていく連載「360 Reality Audio×アニメ音楽――新しい音楽体験に迫る!」がスタート。

記念すべき第1回はゲーム、アニメ、ライブなど様々なフィールドで活躍を見せるメディアミックスプロジェクト「BanG Dream!」(以下、「バンドリ!」)から、Poppin’Partyの戸山香澄役・愛美と、Morfonicaの倉田ましろ役・進藤あまねの2人に360 Reality Audioを体験してもらい、360 Reality Audioと「バンドリ!」それぞれの未来について語ってもらった。

“音に包み込まれる”体験。「360 Reality Audio」とは



「360 Reality Audio(以下、360RA)」とは、ソニーが開発した360立体音響技術を用いた音楽体験である。“全方位から音が降り注ぐ、新体験。”というキャッチコピーの通り、聴く人たちが音に包まれているかのような感覚で音楽を楽しむことができる。

これまでの音楽体験の歴史を紐解くと、1つのスピーカーで聴くモノラル(1チャンネル)からスタートし、そのあと左右2つのスピーカーやヘッドホン/イヤホンで聴くステレオが開発された。そこからさらなる臨場感が求められるようになると、5つのスピーカーとサブウーファー(5.1チャンネル)から成る5.1chサラウンドなどが開発されていくのだが、要するにより質の高い音楽を体験するには、スピーカーの数を増やしたり、試聴環境の質を高める必要があった、というのがこれまでの歴史である。

いわゆるこのスピーカーの数(チャンネル)に依存する体験方法“チャンネルベース”での音響体験が主流だったこれまでの音楽体験。それに対して、ソニーはチャンネルベースから“オブジェクトベース”へと発想を転換した。聴いている人を中心に球体をイメージし、そこにボーカルや各楽器などを自由に配置することによって、まるで自分を中心に様々な音が降り注ぐような、あるいは音に包み込まれるような聴こえ方を体験することができる。例えば、ドラムやベースといった低音が下から、美しいストリングスなどが上から、ボーカルが目の前で歌っているような臨場感を体験することができる。しかもそれがスピーカーからではなく、市販のヘッドホンやイヤホンで聴くことができる……という、実に画期的なものだ。それが360RAなのである。



ユーザーは質の高いスピーカーをたくさん購入したり、良い鳴りを再現するためのオーディオルームを作る必要はない。360RAを体験するのに必要なのは、ユーザーが持っているスマートフォンに、360RA対応の音楽ストリーミングサービスのアプリをダウンロードし、ヘッドホンを接続して聴く。たったこれだけである。

スピーカーの数や場所に依存することなく、どんな場所でも臨場感のあるサウンドを体験できる360RA。すでに日本でもJ-POPから洋楽の、新曲から過去の名曲までと幅広く聴くことができる。そこにはもちろんアニソンも多く含まれており、8月から9月にかけても、「バンドリ!」からPoppin’PartyとMorfonicaのニューシングルがそれぞれAmazon Music Unlimitedにて聴くことができるようになった。

そこで今回は、Poppin’Party(以下、ポピパ)から愛美(戸山香澄役)と、Morfonica(以下、モニカ)から進藤あまね(倉田ましろ役)のボーカリスト2人が、本作の360RAのMIXを行なった360RA専用の制作スタジオ・山麓丸スタジオに来訪し、ポピパの「夏に閉じこめて」とモニカの「寄る辺のSunny, Sunny」というニューシングルを360RAで体験してもらい、その魅力について語ってもらった。



まるでポピパのメンバーが“そこにいる”ような音作り



――たった今、お二人には「バンドリ!」の楽曲を360RAミックスで聴いていただきました。体験した感想としてはいかがでしたか?

愛美 このスタジオが家にあったらいいのになと思いました(笑)。いつでも体感したいくらい音に飲み込まれて、気持ち良すぎて寝ちゃうんじゃないか……ってくらいすごいです。音のマッサージみたいな感じで最高でした。

進藤あまね 脳みそが震える感じ!脳がトントントントンってされてて、今ツボ押してもらってるなって(笑)。比較的耳が良いほうなので脳がヤバいです!

――お二人にはヘッドホンで360RAを体験していただいたんですが、耳に入る音圧は普段よりキツくないと思うんですよ。進藤さんが言うように頭の中で鳴っているような。

愛美 スピーカーと同じように聴こえてあまりにストレスがないので、ヘッドホンがある着圧感が不自然に思えてくるくらいですね。今までは音楽を聴くときって、音を受け止めるという感じでしたけど、これは“音の中にいる”って感じでした。

――今回はその360RAで聴ける、それぞれのバンドの楽曲にお二人が込めた想いから伺っていきたいと思います。まずは、ポピパの18thシングル「夏に閉じこめて」ですが、愛美さんの楽曲への印象はいかがでしたか?

愛美 ポピパもキャラクターの年齢が徐々に上がっておりまして、「この青春時代って永遠じゃないかもしれない」っていう儚さ、切なる感じの曲ですね。一生続くと思っていたものがふと「永遠じゃないかも」と感じて、今を大事にしたいと思う、そういう気持ちを込めました。リアルのポピパの声優としての活動も、1つ1つもっと大事にしていきたいと思わせてくれるような曲でした。



――バンドとしても円熟味を感じさせる楽曲ですね。

愛美 ギターソロのフレーズも今までになかった雰囲気で、私が好きなBUMP OF CHICKENさんを思い出しました。ポピパはまだまだ色んな音楽性を表現できるんだなという嬉しさもありました。

――メロディや歌詞も切ない印象ですが、レコーディングでもその切なさが先行する感じでしたか?

愛美 そうですね。どれだけ最初の一言でぐっと引き付けられるかというところで、歌い出しはすごく意識しつつ、冒頭は掛け合いから始まるので沙綾(山吹沙綾)の温度感も意識しながら、という感じです。以前、「八月のif」という沙綾とのツインボーカルの曲を出させていただいたんですけど、その頃からも関係性が変わっているので、同じ掛け合いでも全然雰囲気が違うかなと思います。ぜひ聴き比べてほしいですね。

――そして、この360RAのバージョンを聴かれてどうでしたか?

愛美 沙綾と香澄がそこにいました。さらに、ほかのアーティストさんの楽曲も聴かせていただいたんですけど、「バンドリ!」は実際にそこでライブをしているかのような音作りになっていると思いました。ステージ上のどこに誰がいるかが音を聴いただけで明確にわかって、いつもの立ち位置でみんなが歌っていましたね。「バンドリ!」の楽曲は演奏してる楽器を大切にして、より全部が輝いて見えるように、声だけじゃなくて、楽器も彼女たちが弾いてるんだよというのを大事にしてくれてるのかなと思いました。

愛美(Poppin’Party・戸山香澄役)

――360RAは、それぞれのトラックを聴く人を中心に球体をイメージして、その球面上の上にボーカルやギターなどのトラックを自由に配置できるのが特徴で、裏を返せば立体的な作り方もアーティストによって千差万別なんです。そこで今回「バンドリ!」の360RAの制作で目指したテーマが、“ライブの立ち位置”。ここはMIXの監修に入っていただいた、「バンドリ!」の制作プロデューサーのアイデアによるところが大きいんですよね。

「バンドリ!」制作プロデューサー そうですね。「バンドリ!」はライブが柱になっているので、それがCD音源から想像できるといいなと思いまして。キャストの皆さんにやっていただくライブでもバンドリーマーの皆さんがエンドステージでライブを聴いて、どんな感じに聴こえるのかな、というのは意識してやってきたかと思います。

――そしてもう1曲、「勇気Limit!」。こちらは元気で前向きな楽曲ですが、どんな楽曲になりましたか?

愛美 この曲も「夏に閉じこめて」と同じように、ゲーム(「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」)のストーリーに準じた楽曲になっているんですが、メンバーのりみりん(牛込りみ)が今まで勇気をもらう側だったのが、自ら勇気を出してくれて、みんなを引っ張っていくという曲なので、その勇気を応援してあげたいなと思いながら香澄として歌わせていただきました。これも関係性が進化したことによって、りみりんの行動を香澄のフィルターを通してどう捉えるかというのを、ゲームの収録でもレコーディングでもすごく意識しました。今まで応援ソングをポピパが歌うときは、手を引っ張るような「ついてきて!」というテンション感で歌うことが多かったんですけど、この曲に関しては寄り添って、一緒に歩いていくような優しさがあって、温かみのある曲になるといいなと思って歌いました。

――こちらの楽曲も360RAで聴いてみていかがでしたか?

愛美 りみりんがそこにいました(笑)。楽曲の輪郭がはっきりして、新しい楽曲のように聴こえますね。この曲の始まりってこんなインパクトあるんだってすごくびっくりしちゃって。

――360RAの特徴なんですけど、それぞれのトラックを分けて貼りつけることで、ボーカルや楽器もすごく粒立って聴こえるんですよね。それもあってコーラスもより立体的に聴こえるというのはありますね。

愛美 この環境で聴くと、なんだか歌が上手くなったような気がするんですよ(笑)。

――なるほど(笑)。ボーカルのMIX具合も360RAだと特徴的で……そこは今回のMIXを担当したエンジニアの鳥越さんにもお伺いしたいなと。

鳥越(山麓丸スタジオ) そうですね。この曲もライブということで、ボーカルにどれだけリバーブを入れるかは特に注力しました。ボーカルでも空間を感じるように、というMIXを心がけました。

愛美 なるほど!リバーブが多めにかかってるからか、ぐっと成長したようにも聴こえますね。自分はライブで演奏する側ですけど、実際にライブで聴いたら、お客さんはこういう感じで聴こえるのかな?って思いました。自分の歌もすごい素敵な聴こえ方だったので、これからも勇気を出して歌えそうって思えました。

モニカ独特の浮遊感を体験できる360RA MIX



――続きましてMorfonicaですが、5thシングル「寄る辺のSunny, Sunny」はこの夏に放送されたアニメ『BanG Dream! Morfonication』の挿入歌となりました。進藤さんのこの楽曲への印象はいかがでしたか?

進藤 今までMorfonicaは春の曲が多かったんですけど、これは初の夏曲なんですよ。レコーディングの時点ではまだアニメの内容がわからなかったんですけど、レコーディングが終わってアニメを観たあとだと、「ここはこういうことだったんだ」ってよくわかりました。歌詞は私が演じる倉田ましろの思考回路のすべてが放り込まれた感じで、バンドリーマーさんたちも気づいてくださっていたんですが、2番の“光のフィラメント”とか“泡粒ビロード”とか、「これ、ましろちゃんが見えていた景色が全部歌詞になってる!」って。

――たしかに、映像としてもドリーミーな印象でしたが、それがましろの脳内とシンクロして歌詞になっているという。

進藤 ましろちゃんは人とは違った感性を持った少し変わった子なので、ましろちゃんには普段の景色がどんなふうに見えているんだろうって思ってたんですけど、この曲で「こういう世界が見えていたんだ」って思いました。あと、“叶えるんだ”という歌詞はましろちゃんが言わずにほかのメンバー全員で言うんですよ。最初は、ましろちゃんが言わないことにすごく驚いたんですけど、アニメを観たらすべて納得しました。みんなに引っ張ってもらってここまで来て、みんなも叶えさせてあげたい想いもあって……本当にエモい歌詞です。



――そしてこの曲を360RAで聴いた感想はいかがでしたか?

進藤 モニカが練習場所であるアトリエで練習してるときって、全員が円になっているんですけど、この360RAではそれがよりリアルに感じられますね。アニメでも中心から全員を映していくんですが、その感じがすごく伝わってきました。

――たしかに、映像ともシンクロしているような聴こえ方にも感じられますね。

進藤 すごくピッタリで、掛け合いもいつもと聴こえ方が違ったし、バイオリンも(八潮)瑠唯さん(CV:Ayasa)の位置から聴こえてきました。Morfonicaの世界観って柔らかくてふわっとした感じなので、その浮遊感を楽しめるんじゃないかと思いました。

――そして、もう1曲「One step at a time」、こちらの収録はいかがでしたか?

進藤 この曲は、ゲームのストーリー上ではギターの(桐ヶ谷)透子ちゃん(CV:直田姫奈)が進んでいく、「透子ちゃんオン・ザ・ステージ」みたいな曲なので、モニカで初めてのソロ曲なんです。瑠唯さんが作曲、ましろが作詞なんですけど、それが“2人から見た透子ちゃん像”すぎて!ましろちゃんには透子ちゃんがこんなにもキラキラ輝いて見えるんだって思ったし、瑠唯さんも透子ちゃんのことを音で表すとこの音階なんだっていうのも伝わる曲です。手拍子が入っているのが初めてだったので、きっと外から見た透子ちゃんは手拍子が似合うキラキラした感じなんだなぁって。

進藤あまね(Morfonica・倉田ましろ役)

――そうした構成を360RAで聴くと、2人のボーカルよりも際立って聴こえて。

進藤 これは、劇場版「BanG Dream! FILM LIVE 2nd Stage」を感じて。ライブ感もそうなんですけど、透子ちゃんだけが歌っているからこそ、透子ちゃんの場所から真っ直ぐ歌声が聴こえてくるんです。ギターはその後ろから聴こえてくるんですけど、それはスピーカーから出る音で、つまりこれって最前列でしか味わえない、スピーカーと生音が混じった感じなんですよ!しかも、最前列といっても1メートルくらいしか離れてない感じで、その臨場感がすごく素敵でしたね。

360RAで聴きたい「バンドリ!」の楽曲とは?



――さて、2022年も様々なリリースやライブがあった2バンドですが、お二人から見たバンドの現在をお伺いします。まずは愛美さんの中で、ポピパの成熟というものをどう感じていますか?

愛美 ポピパは今、ここにきて最高の成長期を迎えています!革命が起きてます。ポピパはもう7年やっているんですけど、年を重ねるごとに絆が深まるし、家族以上の関係で何でも言い合える仲になっているんですよね。それが現在、また関係値に新たな変化があって、お互いをMAXで許し合うようになりました(笑)。

――許し合える、ですか。

愛美 というのも、ありがたいことにみんな仕事が忙しくなって、そのぶん練習の進捗状況がバラバラになってしまうこともあるんですね。でも、しょうがないので、自己申告制で「今週、忙しかったのでこの楽曲あんまりできてません!」「オッケーウェルカム!今日はほかの曲を頑張ろう」みたいな感じでやってます(笑)。「毎週のリハに絶対間に合わせなきゃいけない」というプレッシャーがなくなったことですごく良い空気感でやれていて、それが救いになってるんです。

――なるほど、進まなかったことにプレッシャーを感じるのではなく……。

愛美 バンド活動がメンタルの負担にならないような環境作りが形成できたらいいなと思って。みんな本番ではすごくかっこ良く仕上げてくるという信頼関係ができてるからこそできることではあるのかなと思うんですけど、肩の力を抜いてぐんぐん吸収して、楽しんでバンドやってるなっていう新しいフェーズに入ってますね。

――そんな先輩のお話がありましたが、進藤さんとしてモニカの現在地はいかがですか?

進藤 ポピパさんのお話、すごく参考になります!モニカも最近、同じようなことが起きたんですよ。私たちもみんな活躍の場が増えたので、進捗状況がバラバラになって、すごく悩んだんです。ほかのバンドさんはこれをどうやって乗り越えたんだろう?って思って、あいあいさん(相羽あいな/Roseliaのボーカリスト)に聞いたときもありましたね。そういうときは「みんなとりあえず頑張ろう」って!

愛美 「とりあえず頑張ろう」ってなるよね、わかる。

進藤 初めての事態なのでみんな慌てて、結局「いつも通りお茶でもして落ち着こう」ってなったんですけど(笑)。でもポピパさんの今のお話はモニカに持って帰ろうと思いました!

愛美 持って帰って〜(笑)。

――ポピパとモニカのバンドの現在地がすごくわかるお話でしたね。

愛美 モニカちゃんは今、地盤を固めている最中なのかなと思うんですが、ポピパは新しいポピパを生み出そうとしているのかな、という違いがあるなって思いました。

――さて、「バンドリ!」としては9月の“BanG Dream! 10th☆LIVE”という有明アリーナ4 DAYSを経て、11月にはベルーナドームにて12日に“BanG Dream! Special☆LIVE Girls Band Party! 2020→2022”、13日に“ブシロード15周年記念ライブ in ベルーナドーム”の2DAYSが控えています。

愛美 12日のほうは、「超アツかった!」「かっこ良かった!」「かわいかった!」という色んなバンドがいるなかで、Poppin’Partyは「『一番楽しかった!』って言われたいよね」っていう話をしています。ブシロード15周年記念ライブでは何かできるかなって考えたんですけど、ブシロードの10周年を記念したライブからの5年間で新しいコンテンツもたくさんできて、ブシロードにおける「バンドリ!」の立ち位置がぐっと変化しているなと感じているんです。

進藤 たしかに!5年前は、ブシロードといえば「ミルキィホームズ」というイメージのお客さんも多かったと思うんですけど、この5年間でブシロードといえば「バンドリ!」というお客さんもたくさん増えたな、といちオタクとして思ってたので!そういう意味でもすごくポピパさんのステージが楽しみです!(笑)

愛美 私の感覚としては何年経ってもブシロードといえば、ミルキィさんなんですが、この5年でお客さんの「バンドリ!」に対する熱量はかなり変化があったと思っています。後輩もたくさんできたので、先陣切って盛り上げていきたいと思います。気合入れていきます。

――モニカとしてはいかがですか?

進藤 みんなで変なことを言ってるんですけど、モニカの名前の由来は「モルフォ蝶」という“蝶”なんですよ。蝶ってその前はサナギじゃないですか。だからみんなで「印象に残るモニカになろう」ということで、「脳にサナギを植えつけよう」と……。

愛美 怖い話?(笑)。

進藤 物理的にじゃないんですけど(笑)。ポピパさんが「一番楽しかった」を目指すなら、モニカは「すごく頭に残ったな」というのをみんなに体感してほしいねって話してたんです。

愛美 それはいつか脳の中で蝶になるの?

進藤 みんなが「モニカすごかったな」っていうのを頭に残してくれて、それが「モニカを応援したい!」に変わったら、蝶になったんだなって(笑)。唯一バイオリンがいるバンドではあるので、Morfonicaのバイオリンがいるからこそ出せるサウンドを両日届けたいですね!モニカは2020年に開催される予定だったときはオープニングアクトのはずだったんですよ。それが本選出場というか(笑)。ありがたいことではあるんですけど、試練でもあるので、どれだけ印象づけられるか勝負だねって思ってます。メラメラモニカです!

――11月以降も2バンドの、そして「バンドリ!」の今後を楽しみにしたいですね。また360RAでもほかの「バンドリ!」の楽曲を聴いてみたくなりますが、お二人が今後360RAで聴いてみたい「バンドリ!」の楽曲はありますか?

愛美 自分のバンドだったら歌い分けのある「キズナミュージック♪」を聴いてみたいなって思いますね。あと安眠効果があると思ったので、安眠ソング。ポピパの中だと「キミにもらったもの」とか「White Afternoon」とか、そういう包まれるような歌い方をしている曲がどういう聴こえ方をするのか、すごく気になりました。あとは劇場版『BanG Dream! FILM LIVE 3rd Stage』があるならぜひこの音響で観てみたいです。

進藤 私は個人的に、動きに合った音がすごく聴きたくて、Pastel*Palettesさんだったら(丸山)彩ちゃんがダンスをしているので、それに合わせて彩ちゃんの声が右左にちゃんと動いてるっていうのを聴きたいです!モニカだと「ブルームブルーム」のラスサビ前の「満開へ」のところで全員、左から右にスライドするのを感じたいですね。あと、Afterglowさんの「Hey-day狂騒曲(カプリチオ)」で色んな楽器の音を360RAで聴いたらまだ見ぬ世界が見えそうだし、ハロウィンの曲もいつもと違う音を使ってたりするので立体音響で聴きたい!と、オタク的考えで思いました(笑)。

INTERVIEW BY 澄川龍一

TETX BY 金子光晴

●配信情報

Poppin’Party

「夏に閉じこめて」

■360Reality Audio

Amazon Music Unlimited 配信リンクはこちら

https://music.amazon.co.jp/albums/B0B87Q2PJ4

Morfonica

「寄る辺の Sunny, Sunny」

■360Reality Audio

Amazon Music Unlimited 配信リンクはこちら

https://music.amazon.co.jp/albums/B0BB2JN9KS

●リリース情報

Poppin’Party 18th シングル

「夏に閉じこめて」

発売中

配信リンクはこちら

【Blu-ray付生産限定盤(シングルCD+BD2枚)】

価格:¥9,900(税込)

品番:BRMM-10563



【通常盤(CD)】

価格:¥1,540(税込)

品番:BRMM-10564



■収録内容

<Disc1>

1.夏に閉じこめて

2.勇気Limit!

3.夏に閉じこめて -instrumental-

4.勇気Limit! -instrumental-

<Disc2> ※Blu-ray付生産限定盤のみ

劇場版「BanG Dream! ぽっぴん’どりーむ!」オリジナル・サウンドトラック

1.夢の余韻

2.エージェント現る!?

3.おつかれさま会

4.それぞれの想い

5.穏やかな夜

6.はじめての空港

7.ヒコウキ、コワイ

8.のほほん

9.トロピカル

10.レッツ作戦会議

11.Enjoy!

12.It’s time to wake up

13.ほっと一安心

14.What we need

15.美しい景色

16.Your smile

17.モーティンの超絶ギター

18.どうしよう…!?

19.とまどい

20.信じてススメ!

21.仲間たち

22.夢のエピローグ

Blu-ray ※Blu-ray付生産限定盤のみ

<Disc1>

「香澄とたえの放課後居残りツアー」Zepp Yokohama<夜公演>

1.キズナミュージック♪

2.Moonlight Walk

3.Hello! Wink!

4.Neo-Aspect

5.Returns

6.ガールズコード

7.Home Street

8.Live Beyond!!

<Disc2>

劇場版「BanG Dream! ぽっぴん’どりーむ!」

Morfonica 5th シングル

「寄る辺のSunny, Sunny」

発売中

配信リンクはこちら

【Blu-ray付生産限定盤(CD2枚+BD)】

価格:¥7,700(税込)

品番:BRMM-10561



【通常盤(CD)】

価格:¥1,540(税込)

品番:BRMM-10562



■収録内容

<Disc1>

1.寄る辺のSunny, Sunny(アニメ「BanG Dream! Morfonication」挿入歌)

2.One step at a time

3.寄る辺のSunny, Sunny -instrumental-

4.One step at a time -instrumental-

<Disc2> ※Blu-ray付生産限定盤のみ

アニメ「BanG Dream! Morfonication」オリジナル・サウンドトラック

1.くじらの夢

2.モニカの団欒

3.密かな計画

4.ましろの憂鬱

5.消える世界

6.重なる想い

7.輝く景色に向かって

Blu-ray ※Blu-ray付生産限定盤のみ

アニメ「BanG Dream! Morfonication」

●ライブ情報

BanG Dream! Special☆LIVE Girls Band Party! 2020→2022

開催日時:2022年11月12日(土)開場13:00/開演15:00 予定

場所:ベルーナドーム

■出演

・Poppin’Party

・Roselia

・RAISE A SUILEN

・Morfonica

・Afterglow 美竹蘭役 佐倉綾音

・Pastel*Palettes 丸山彩役 前島亜美

・ハロー、ハッピーワールド! 弦巻こころ役 伊藤美来

詳細はこちら

ブシロード15周年記念ライブ in ベルーナドーム

開催日時:2022年11月13日(日)開場13:30/開演15:30 予定

場所:ベルーナドーム

■出演

・アサルトリリィ(一柳隊)

・少女☆歌劇 レヴュースタァライト(スタァライト九九組)

・D4DJ(Happy Around!、Peaky P-key、Photon Maiden、Merm4id、燐舞曲、Lyrical Lily)

・BanG Dream!(Poppin’Party、Roselia、RAISE A SUILEN、Morfonica)

・from ARGONAVIS(from ARGONAVIS Special Band)

・ミルキィホームズ(ミルキィホームズ、フェザーズ)

・ラブライブ!シリーズ(Aqours、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会)

・令和のデ・ジ・キャラット(バーチャルD.U.P.、奥井雅美)

詳細はこちら

BanG Dream! 11th☆LIVE

開催日時:2023年2月4日(土), 5日(日)開場17:00/開演18:00 予定

場所:有明アリーナ

■出演

DAY1 : Poppin’Party×RAISE A SUILEN

DAY2 : Roselia×Morfonica

詳細はこちら

関連リンク



「バンドリ! BanG Dream!」公式サイト

https://bang-dream.com/

「バンドリ! BanG Dream!」公式Twitter

https://twitter.com/bang_dream_info

愛美 公式Twitter

https://twitter.com/aimi_sound

進藤あまね 公式Twitter

https://twitter.com/amane_bushi