誰が見ても驚く美しいお墓…ロシアの偉大なダンサー「ルドルフ・ヌレエフ」
ソ連時代に生まれたルドルフ・ヌレエフ氏は、20世紀に活躍した偉大なバレエダンサーでした。
競馬ファンであれば、彼の名が由来の大種牡馬ヌレイエフ(ヌレエフ)を連想する人も多いかもしれません。
彼のお墓はフランスのサント=ジュヌヴィエーヴ=デ=ボワにありますが、誰もがその美しい墓標を見て驚くそうです。
This is the tomb of Rudolph Nureyev : Reddit
This is the tomb of Rudolph Nureyev, the great Russian dancer. The grave was designed to look like a carpet, but it's made entirely of bronze and glass.pic.twitter.com/OMInKgqdRw
— Janey Godley (@JaneyGodley)September 18, 2022
布地のアンティークなオリエンタルカーペットがかぶさっているように見えますが、なんと全体がブロンズやガラスを使った墓石。
この美しいデザインの墓はひと目見ようと、観光スポットになっているのだとか。
ヌレエフ氏は若くしてAIDSで亡くなったのですが、イタリアが誇るコスチュームデザイナーで彼の友人でもあったエツィオ・フリジェリオ氏がデザインしています。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●彼は、まだ同性愛について色眼鏡で見られた時代にカミングアウトした。ロシアでは未だに彼のバレエは禁止されている。
↑その時代に自分も踊っていた。あまりうまくなかったが男性ダンサーは仕事に困らなかった。多くのダンサーが同性愛者でAIDSで亡くなったので。彼のことを映画で見ただけだが、すばらしいダンサーだった。
↑悲しいことに彼もエイズで亡くなった。54歳でね。彼の恋人もね。
●美しい。
●わお、その職人の技能がすごい。
●本当に墓石を束ねているね。
●これはもうミケランジェロのレベル。
●彼のパリのアパートの美しいデザインにかなり沿っている。
(Dancer Rudolf Nureyev's 1985 Apartment in Paris Sweeps AD100 Designer Stephen Sills Off His Feet | Architectural Digest)
↑ドラマだね。
●すばらしいアート、この墓はどこにあるの?
↑パリの近くのロシア人墓地で、サント=ジュヌヴィエーヴ=デ=ボワだよ。
●見たことがなかった、美しい。妹が昔、彼にサインをもらった。妹が車に乗るときに手をはさまないように気をつけてと言ってくれたそうだ。
●タタール系の彼は自分をロシア人とは思っていなかった。
●彼とマーゴは永遠に史上最高のバレエカップル。
●率直にあっけにとられた。
●布だと信じて疑わなかった。
棺が埋葬されたとき、彼のバレエシューズがユリと一緒に入れられ、バレエ曲のジゼルが演奏されたそうです。
(参照)
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Best of Rudolf Nureyev - The Greatest Male Ballet Dancer - - YouTube