一畑電車 平日の急行「3本→13本」増発へ 出雲市〜松江10分短縮 10月改正
普通の置き換えと、回送の旅客化で増発となります。
10月3日から実施
一畑電車の2100系電車(画像:写真AC)。
島根県を走る一畑電車は2022年9月2日(金)、ダイヤ改正を10月3日に実施すると発表。その中で、朝晩の一部区間に限られていた急行を増発するとしています。
現在は早朝の大社線内2本と、全線通しの18時台の1本のみである急行。それが10月から、上下線あわせて13本になります。
日中は9・12・14時台に、電鉄出雲市〜松江しんじ湖温泉間の通し列車の急行が新規設定されます。各駅停車で1時間かかっていた同区間が、平均で約10分の時間短縮となります。これは乗降利用者状況を踏まえての措置としています。
また、夜の雲州平田発着の急行を含め、区間便の急行が4本新設されます。これはもともと回送列車だったのを、急行として活用するものです。
休日ダイヤは変更なし。平日朝の出雲市発の特急「スーパーライナー」も運行が続けられますが、4両編成から2両編成になります。