カゼミロはどうなる?「ユナイテッドにいた8名のブラジル人、最高から最悪」

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先日マンチェスター・ユナイテッドにブラジル代表MFカゼミロが加入して大きな話題を集めた。レアル・マドリーで絶対的な存在だった守備職人が、プレミアリーグに突如活躍の場を移すことに。

今回は『Planet Football』から「これまでマンチェスター・ユナイテッドに所属した8名のブラジル人選手ランキング」をご紹介しよう。

8位:ロドリゴ・ポセボン

2008年にマンチェスター・ユナイテッドへと加入したMFのポセボン。大きな期待を得ていたものの、リーグカップでエマヌエル・ポガテツのタックルで大怪我を負って以来、そのパフォーマンスは低下した。

2年半でわずか8試合に出場しただけで2010年にサントスへと移籍するも、結局彼はそれ以降、2018年にベトナムで引退するまでまともにプレーすることすらできず。最後まで怪我に泣かされるサッカー人生だった。

7位:クレベルソン

2002年のワールドカップでブラジル代表の一員として世界王者となったクレベルソン。多くのビッグクラブから関心を集め、その12ヶ月後にはアトレチコ・パラナエンセからマンチェスター・ユナイテッドへと移籍した。

しかしイングランドでの2試合目で負傷してしまったあと、なかなか万全の状況にはならず。2シーズンで28試合の出場に留まり、ベシクタシュへと放出されることになった。

6位:アレックス・テレス

2020年10月にポルトから加入した左サイドバック。その攻撃力の高さでチャンピオンズリーグでも活躍していた選手だったが、マンチェスター・ユナイテッドではその期待に応えられていない。

ルーク・ショウの復活とも重なったためになかなか継続的な出場ができず、結局2022年夏にセビージャへとローン移籍することになった。

5位:アンドレアス・ペレイラ

ベルギー生まれのブラジル人であるアンドレアス・ペレイラ。16歳でマンチェスター・ユナイテッドへと移籍してきて、2014年のMKドンズ戦でデビューを果たした。2018年にはブラジル代表でも出場している。

ただ、時に見せる素晴らしいプレーの反面、一貫性が欠けていたことから評価を落としてしまい、ラツィオとフラメンゴへのローン移籍を経てフラムへと売却されることに。

4位:ファビオ・ダ・シウヴァ

2008年にフルミネンセから獲得されたブラジル人DF。双子のラファエウとともに、ギャリー・ネヴィルやパトリス・エヴラの後継者として期待されたサイドバックだ。

ただ彼はレギュラーを獲得するまでには至らず、マンチェスター・ユナイテッドで50試合以上に出場はしたものの、重要な存在になれたとは言い難かった。2014年にカーディフへと完全移籍。

3位:フレッジ

最近のパフォーマンスは決して悪くはないものの、フレッジはとにかく獲得した際の移籍金が5200万ポンドと高額であった。それが彼にとっては不幸だったといえる。

悲惨だった最初の年のあと、確実に大幅な改善を見せた。そして守備的MFとして確かな仕事ができる存在になっている。

2位:アンデルソン

活躍した時期はかなり短かったが、マンチェスター・ユナイテッドでのデビューシーズンは間違いなく期待を持たせるものだった。チャンピオンズリーグの決勝でもチェルシー相手にPKを決めた。

ただ怪我とプロ意識の問題でポテンシャルは発揮しきれたとは言い難い。8年間で4回のリーグタイトルを獲得した彼は、世界最高クラスの選手になれる器だったが…。

1位:ラファエウ・ダ・シウヴァ

双子のファビオよりも大きなサクセスストーリーを描いたといえるラファエウ。ギャリー・ネヴィルが引退したこともあり、右サイドバックのレギュラーを獲得した。

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3回のプレミアリーグ優勝に貢献したものの、アレックス・ファーガソン監督の勇退によってポジションを奪われると、2015年にリヨンへと移籍することになった。