最終的にどんな形に活用されるのでしょうか。

廃線跡の有効活用を図る取り組み


日高本線の駅を発着するキハ40形ディーゼルカー(2012年10月、恵 知仁撮影)。

 JR北海道は2022年8月23日(火)、廃止された鉄道路線の跡地を活用するため、外部の事業者と協業で進めるべく「JR北海道 廃線跡活用イノベーションプログラム」を実施すると発表しました。

 今回対象となるのは、石勝線夕張支線(新夕張〜夕張間16.1km、2019年3月廃止)および日高本線(鵡川〜様似間116.0km、2021年4月)の2区間。廃線跡や駅施設のほか、同社からソフト・ハードの両面でサポートが可能です。

 現在は事業者の募集中。11月末から事業者の選定に入ります。エントリーはオープンイノベーションプラットフォーム「creww growth」内の当該ページから。

 JR北海道は「本プログラムを通じて先進技術を有する事業者と出会い協業することで、この2つの廃線跡地を有効活用し、北海道の新たな魅力を創出することを目指します」としています。