北陸道の通行止め「今週末」解除見込み 月末予定を前倒しへ ただし通行注意 敦賀の土砂崩れ
下り線も解除になります!
北陸道およそ20日ぶりに全線開通へ
NEXCO中日本は2022年8月23日(火)、土砂崩れにより通行止めが続いていた北陸道 敦賀IC〜今庄IC間の下り線について、「今週末頃」をめどに解除見込みであると発表しました。これまでは「8月末頃」とされていたので、やや前倒しになる形です。
土砂が流入した敦賀トンネル付近(画像:NEXCO中日本)。
同区間は豪雨により敦賀トンネル付近で土砂流入が発生したことで、8月5日から通行止めに。10日には上り線を解除するとともに、下り線の1車線分で緊急車両の通行を確保していました。
大型ダンプトラック約4000台分にのぼる土砂が流入した下り線も、土砂を撤去するとともに、渓流部への緩衝土のうの設置、道路外からの土砂流入を防ぐ防護壁の設置などを進め、今回、通行止め解除の見込みが建ったということです。
ただ、解除後も規制は一部残ります。敦賀IC〜今庄IC間21.5kmのうち、葉原トンネル南坑口付近〜敦賀トンネル南坑口付近の4.1kmは、追越車線規制のため1車線通行になるそうです。
なお、8月上旬の豪雨では周辺の一般道も軒並み通行止めとなり、現在も敦賀市から越前市にかけて規制が残っている箇所もあります。